更新日 : 2020年4月29日
大寒(四季よりも季節を細かく24に分けた二十四節気では一年で最も寒いとされている立春までの時期)を迎え、帰宅する頃には体の芯まで冷えきっていませんか。 こんな時期はいつもよりゆっくりとお風呂に入り温まって、リラックスしたいですよね^^
お風呂上がりポカポカが長続きして心も体もリラックスするためには、どんな点に注意すればいいのか。リラックス効果を高め入浴方法をチェックしていきましょう ♪
1.温熱効果
血のめぐりがよくなることで、血液が全身をかけめぐり、血液中の老廃物や二酸化炭素を運んでくれます。全身浴でじっくり温めるからこそ起こる現象で、シャワーだけでは効果は下がります。「お風呂は幸福度を高める効果がある」という研究発表もあり、毎日シャワーだけの人との比較では、「湯船に入る人」の幸福度が高いという結果が出ていました。
2.静水圧効果
お風呂に入ると「はぁ~」と息がもれることがあります。これは、お腹やお尻が水圧で縮む静水圧によるもの。この作用が全身への穏やかなマッサージ効果を生みます
3.浮力効果
水の中では浮力がかかり、体重が軽く感じられます。首までお湯に浸かった場合、お湯の中での体重は、なんと約10分の1!体重60キロなら、水中ではたった6キロ。 全身を支えていた関節や筋肉が重みから解放され、全身がゆったりとリラックスした状態になります。
1)入浴前
入浴で失われる水分は約800ml。脱水症状などを起こさないためにも、水やイオン飲料などで入浴前には水分補給を忘れずに。
2)温度
私たちの体はたった1~2°C体温が変わるだけで体調が大きく変化します。
お風呂の温度は42°Cを境に効果が異る
42°C以上の熱い湯に入ると、血圧は上がり脈拍は早まり筋肉は緊張して、戦闘モードをつかさどる交感神経が高ぶります。活動モードにしたい時は42°C程度の熱めのシャワーやお湯で!
リラックス効果や癒しを求めるときには40~41°C程度のぬるめのお湯で!血圧は下がり、脈拍はゆっくり、内臓の働きが活性化して消化が促され、リラックス状態をもたらす副交感神経を優位にします。就寝前やリラックスしたいときはぬるめのお風呂がベスト
3)時間
入浴時間はお湯の温度によって変わります。
40°C前後の湯ならば10~15分浸かることで体温は約1°C上昇します。
42°Cの湯なら10分以内。それ以上頑張ろうとすると、体に負担をかけてしまうこと も。湯船に入って顔が汗ばんできたら、体が十分に温まったサイン!汗ばんだタイミングで、お風呂を上がるか、体を洗うなどしてクールダウンしましょう。
4)安眠したい時
入浴時間はお湯の温度によって変わります。
癒される香りでリラックス 嗅覚は脳とダイレクトにつながっているため、いい香りを嗅ぐと心が癒されると言 われています。 入浴しながらいい香りに癒されたい場合、湯船の中にエッセンシャルオイルを入れ たりアロマキャンドルで香りと炎のゆらぎでもリラックス効果が増します。(1/f ゆらぎの癒し効果)
5)冷えを改善したい時
水素風呂はカラダを温めてくれる効果が高く、通常の入浴より大きなリラックス・疲労回復・血行促進・ストレス・美肌などいろんな効果があると言われていますが、 何より体温の持続力に惚れています♡お風呂上がりのポカポカ時間が長くなるので、スッと眠りにつけるようになりました^^
6)入浴後
お風呂上がりのビールの一気飲みは危険。ビールには利尿効果があるため、水分補給どころか脱水を引き起こしてしまうことも。お風呂上がりのビールを飲むなら、水やイオン飲料と一緒にとりましょう。お水は常温がオススメ!
お風呂でリラックスするために効果的な入浴方法をご紹介しました!どの方法も簡単にできるものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね^^