更新日 : 2020年6月15日
晴天が続いた5月からジメジメした空気やどんよりしたお天気が増え始める6月。いよいよ梅雨がやってきましたね。この時期は雨が降ったり曇っていたり、太陽の光が弱いので紫外線の量は少ないと油断をしてしまいがち。
でも本当は肌 にとってはとてもケアが必要な重要な時期なんです!
“光老化”でたるみやシミ・シワを作らないためにも、今回は6月に気をつけたい梅雨の紫外線対策についてご紹介します。
3つのStepで正しくしっかりUVケアして若々しいお肌を保っていきましょう^^
なぜ直接太陽光を感じなくても紫外線は私たちのもとに届くのでしょう。
それは紫外線が水分を透過するため、雲があったとしても通り抜けてしまい地表に届いてしまうからです。
地表に届く紫外線量は晴天を100%とした場合、薄曇りの日で90%、曇りの日で30〜80%、雨の日だと30%の紫外線が届くと言われています。もちろん晴天時に比べれば量は少ないですが、「梅雨だから大丈夫だろう」と油断してしまいUVケアを怠ってしまうことに、梅雨の紫外線の怖さが潜んでいます。
1日焼け止めでケア
まずは日焼け止めによる対策です。
日焼け止めは朝たっぷり塗ったから1日大丈夫というものではなく、塗る量とこまめな塗り直しがポイントです!。
一般的に、私たちの日焼け止めの使用量は規定量より少ないと言われています。日焼け止めは、規定量を塗ってこそ効果が発揮されるもの。事前に自分の使っている日焼け止めの十分な使用量を把握するようにしましょう。
そして、2〜3時間おきにこまめに塗りなおすことが大切です。
2 紫外線に負けないカラダづくりをはじめよう
食事には、紫外線による活性酸素の発生を防ぐ天然のファイトケミカルであるトマトやザクロ、グレープフルーツなど色鮮やかな野菜やフルーツをとることを意識してください。ビタミンやミネラルなどを十分に摂って、肌の基礎力を上げることもお忘れなく。
紫外線対策に良いと言われている食べ物は、
・トマト(リコピン)
・人参、サツマイモ(βカロチン)
・緑色の野菜
・ブロッコリースプラウト(スルフォラファン)
・バナナ
・鮭、サバ、マス、いわしなど(DHA)
・ザクロ
中でも、夏野菜のトマトに含まれるリコピンは抗酸化力が高い成分だと言われています。紫外線があたった時にできる活性酸素を、メラニンを作らずに酸化させてしまえばシミやしわにはなりにくいということです。
3目の紫外線ケアで差が出る!
忘れがちですが、目の紫外線対策をしっかりとしていないと肌のUVケアを十分にしていても意味がありません。
紫外線を目から吸収すると目の細胞はダメージを受けます。すると、そのダメージが刺激となって脳下垂体に伝わり、脳はシミやそばかすの原因となるメラニン生成を始めます。
その結果、目からの紫外線の影響で紫外線を浴びていない部分の肌まで日焼けしてしまうのです。外出時にはサングラスを忘れないようにしましょう!最近ではコンタクトレンズもUV対応のものがあるようです^^
肌の老化の8割は紫外線が原因と言われているほど、私たちの体へのダメージは大きいのです。紫外線が弱いとされているのは、11〜1月のたった3ヶ月!これからの季節は、室内にいても容赦なく侵入してきます。今年は夏を迎えてから紫外線対策を始めるのではなく、梅雨の時期から早めの紫外線対策を始めてみませんか^^