更新日 : 2021年8月6日
夏は汗をかきやすく、脱水になる心配があるため、こまめに水分補給する方も多いかと思います。一方、冬は汗もあまりかかないので、水分補給を疎かにしがちではないでしょうか?実は、冬こそ水分補給がとても大切です。その理由をお話します。
冬は空気が乾燥しているだけではなく、エアコンなどの暖房器具を使用するため、さらに乾燥しやすくなります。その環境の中で生活していると、気づかないうちに皮膚や粘膜から水分が奪われていきます。お肌が乾燥しているなと感じる方はいても、粘膜や呼気が乾燥していることにはなかなか気づけないのではないでしょうか。また、夏のように喉が渇いたことを実感しにくくなるのも冬の特徴です。水分補給が疎かになることで、気づかないところで体内の水分不足に陥っている可能性があります。
では、冬に水分不足であることを自覚していないと、どういうリスクがあるのでしょうか。まず、顔を始め、カラダが乾燥している方は多いのでは。皮膚の乾燥は、お肌のかゆみや赤みを引き起こす可能性もあります。また、水分が不足すると、血流が悪くなり、冷えにつながるリスクも。さらに恐ろしいのは、病気のリスクです。水分不足になると、血液の水分減少から血液の粘度が上昇し、血栓ができやすくなります。それが要因となり、脳梗塞や心筋梗塞などの病気につながることもあります。
また、冬はインフルエンザなど感染症が流行する季節です。今年は、新型コロナウイルスの感染予防対策も必要ですよね。そんなウイルス対策のためにも水分補給はとても大切です。私たちの気道の壁にある「線毛」には、鼻や喉から入るウイルスの体内への侵入を防ぐバリア機能があります。しかし、乾燥に弱く、乾燥すると働きが弱まってしまいます。この「線毛」が十分に機能するためにも、水分補給は欠かせません。手洗い、消毒、そしてマスクなどの予防対策にプラスして、風邪予防、ウイルス予防のためにもしっかり水分補給を行いたいですね。
寒いので、冷たい水を飲むのに抵抗がある方も多いかもしれません。そもそも、冷たい水はカラダを冷やしてしまうこともあり、おすすめは常温のお水、あるいは白湯です。就寝中は気づかないうちにカラダの水分が奪われているので、起きたら必ず水分補給をしましょう。寝る前も同様、就寝中に向けて、コップ一杯の水を飲んでから寝るようにします。また、お手洗いに行ったときは水分補給のおすすめのタイミングです。お手洗いから戻ったら、コップ一杯のお水を飲むように心がけましょう。
冬は寒さや乾燥で体調を崩しやすかったり、感染症が流行したり、健康管理が一層難しい季節です。だからこそ、ポイントは水分補給。水分補給が十分に行えていない”かくれ水分不足”の状態だと、脱水だけではなく様々なリスクに晒されます。冬は喉の渇きを感じにくいので、「喉が渇いたら水分補給をする」ではなく、自分で水分補給のタイミングをマネジメントして、水分不足に陥らないようにしたいですね。
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