更新日 : 2021年11月5日
最近よく耳にする「フェムテック」という言葉。女性の健康や悩みを解決するテクノロジーのことを指します。とは言え、フェムテックアイテムやデリケートゾーンケアに興味があっても何から始めてみればいいか分からないという方も多いのでは?フェムテックとは何か、そして初心者にもおすすめのフェムテックアイテムをご紹介します。
目次
最近雑誌やテレビでも見聞きするようになった「フェムテック」という言葉。Female(女性)とTechnology(技術)を掛け合わせた言葉で、一般的には「女性の健康や悩みを解決する技術」と捉えられています。
例えば、生理の悩みだけでも、生理痛、経血漏れ、ニオイや蒸れ、ナプキンによるかぶれやPMS症状など、個人差はあってもさまざまな悩みがありませんか?それらの悩みを解決する技術やアイテム、サービスのことを「フェムテック」と言います。
生理以外にも、デリケートゾーンケア、不妊や妊活に関するサービス、セルフプレジャーアイテムや性交痛軽減アイテム、膣トレや骨盤底筋アイテムなど分野は多岐に渡ります。
月経管理サービスやアプリなどもその一つ!割と昔からあるサービスですし、使用している方も多いのではないかと思うのですが、知らない間に私たちは「フェムテック」にお世話になってきました。
そして、今は「フェムテック」を堂々と利用する時代。生理のこと、妊娠のこと、カラダの悩みなど、なかなか相談できずに一人で悩んできた方もいるかと思いますが、助けてくれるサービスやアイテムが当たり前にある時代になりました!
それでは、フェムテック初心者の方でも取り入れやすいおすすめアイテムをご紹介します。
フェムテック初心者の方でも最初に取り入れやすいのが、生理用吸水性ショーツ。さまざまなブランドで取り扱いがあり、最近ではファストファッションアパレルブランドでも購入できるようになりました。
生理用吸水性ショーツは、ナプキン要らずで生理期間を過ごすことができるアイテム。吸水部分が経血を吸収してくれます。生理2日目、3日目には厚手で吸水力が高いアイテム、最終日には普通のショーツに近いもの、と使い分けするのもおすすめ。ショーツだけでは不安という方は、ナプキンと併用するのもありです。
個人的に感じたメリットは、ナプキンかぶれの悩みがなくなることと、生理用ナプキンのストックや持ち歩きをしなくて良いこと。必然的にナプキンのゴミも減りました!ナプキンによるデリケートゾーンの違和感を感じずにボトムスを履けるのも嬉しいポイント。
もちろん、使ってみて感じるデメリットも。一つはニオイです。経血が出ている状態で一日中履いているので、ニオイや衛生面が気になりました。また、ナプキンかぶれはなくなっても一日中血液のついたショーツを履くことによるかゆみを生じることも。
感じるメリット、デメリットに個人差はあると思いますが、生理初日や終わりかけであれば、断然吸水性ショーツが便利!一度試してみる価値のあるアイテムです。
デリケートゾーンは、実はとても敏感なパーツ。デリケートゾーンを洗っていたらボディウォッシュが沁みたという経験をした方もいるのでは?デリケートゾーンはpH値が低く、弱酸性です。また、皮膚の中でも粘膜に近く、もっとも敏感だからこそ刺激を受けやいのです。それでいて、排泄物や恥垢で汚れが溜まりやすい部分でもあるので、しっかり洗浄することも必要。
そこにアルカリ性や中性のボディウォッシュを使用すると、刺激が強いだけではなく洗い過ぎになり、必要な常在菌まで奪ってしまう可能性も。だからこそ、デリケートゾーンに最適なアイテムを使う必要があります。
デリケートゾーン専用ウォッシュであれば、pH値や洗浄力がデリケートゾーン用に調整されているので、安心して使うことができます。ウォッシュに加え、デリケートゾーン保湿アイテムや、拭き取りシートなども併用するとさらに丁寧なケアが可能。
一番敏感なパーツだからこそ、適切にお手入れしたいですね。ぜひ、日々のケアにデリケートゾーン専用アイテムを取り入れてみては?
女性は、骨盤の底にある子宮や膀胱、直腸を支える骨盤底筋が加齢と共に緩んでいきます。エイジングだけではなく、出産によっても緩んでしまいます、骨盤底筋が緩むと尿漏れをしてしまったり、姿勢が悪くなってしまうので、骨盤底筋を鍛えること、つまり膣トレはアンチエイジングや美容にも直結!
骨盤底筋は特にアイテムを使わなくても鍛えることはできますが、自己流でやるのはなかなか難しく、どこに力を入れるのが正解なのか分かりにくいかもしれません。そこで登場するのが膣トレボール。膣に直接挿入することで、骨盤底筋を鍛えることができます。
タンポンが苦手な方はトライするのはハードルが高いかもしれませんが、1日にちょっとずつでもトレーニングすることで将来の尿漏れや膣の緩みの防止に効果を感じられるはず。
私は、産後に尿もれに悩まされるようになったのをきっかけにスタートしました。今のところデメリットはなく、インナーマッスルである骨盤底筋をしっかり鍛えられている実感もあり、今後も継続しようと思っています。
生理のこと、妊娠のこと、出産のこと。そして、避けては通れない加齢や更年期のことなど、女性には女性ならではの悩みが多くあります。今までは仕方ないと思って見過ごしてきたことも、「フェムテック」の広がりによって、解決できること、軽減できることが増えてきました。ぜひ、「フェムテックアイテム」を取り入れて、日々のストレスや悩みと上手に付き合っていきたいですね。
女性専用フィットネスジムのBodiesは、1回30分のサーキットトレーニングで全身の筋トレと有酸素運動が叶います。
さらに、追加料金はかからず全国のスタジオの利用が可能なため、自宅近く、職場近くと使い分けてご利用いただけます。
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