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更新日 : 2021年12月21日

辛い冷え性対策に!内側からも外側からもカラダを温めて冬を乗り切るヒント 辛い冷え性対策に!内側からも外側からもカラダを温めて冬を乗り切るヒント

急に冷え込みが激しくなって、年末を前にして本格的な冬の到来を感じさせる季節になりました。寒くなると辛いのがカラダの冷え。手足や肌、カラダの深部も冷えていて辛いという方は多いのではないでしょうか。内側からも外側からもしっかりカラダを温めて冬を乗り切りましょう!

内側からカラダを温める

内側からカラダを温める

温かいものを着用したり、お風呂で温める外側からの温めだけではなく、内側から温めることも大切。まずは、普段口にするものから変えていきましょう。

温活の基本!朝の目覚めは白湯から

まず、起きたら白湯を飲みましょう!こちらは温活や美容、健康のための基本中の基本とも言えることで、すでに実践している方も多いはず。朝起きたてのカラダに温かい白湯を飲むことで、胃腸からゆっくりとカラダを目覚めさせ、カラダに血流を巡らせることができます。また、内臓を温めるので胃腸の働きが良くなり、基礎代謝上昇にも効果があるとされています。

ポイントは、水道水を使用する場合は15分ほど沸騰させて塩素をしっかりと取り除くこと。ミネラルウォーターや浄水を使用する場合は、電気ポットやレンジで沸かすこともできます。

沸騰したての熱すぎるままで飲まないように注意。50度くらいが適温とされています。また、一気飲みするのではなく、15分くらいかけて飲むことでゆっくりとカラダを温めていくようにしましょう。

朝の目覚めでは何も入れないお湯だけの白湯の方が胃腸に負担がかかりにくいですが、日中や夜のリラックスタイムに飲むのであれば、レモンやジンジャー、ハチミツなどを入れてアレンジするも良いですね。

カラダを冷やすドリンクは飲まない

カラダを中から温めるためには、カラダを冷やすドリンクはご法度。水やお茶であれば常温で飲むのがおすすめ。最近では、コンビニにも常温の水やお茶を置いているコーナーを見かけるようになり、手軽に常温ドリンクを手に取ることができるようになりました。

カフェでお茶するときもアイスドリンクは我慢。特に氷を攪拌して作るドリンクは、飲んだら一気にカラダが冷えてしまいます。

冬の寒い時期なので温かいドリンクをオーダーする人が多いかと思いますが、カラダを内側から冷やさないためには夏でもホットドリンクを飲むようにしましょう。

また、コーヒー好きの方は、カフェインの過剰摂取に注意。カフェインの利尿作用や交感神経を刺激する作用は、自律神経のバランスを崩し、血行が悪くなり冷え性悪化に繋がるとされています。コーヒーを飲みたい場合は、カフェインレスコーヒーを選ぶのがおすすめです。

温の食材と調理法を取り入れる

冬が旬の野菜には、カラダを温める作用があります。土の中にできるにんじんやごぼう、れんこんなどの根菜類や葉野菜類ががその代表。寒い冬に旬の野菜を食べることは、カラダを温めることに繋がります。さらに大切なのは、調理法。冬野菜も、冷やした状態で食べるとカラダを冷やしてしまいます。冬野菜は、寒い時期に適している煮物やスープなど、温めて食べることでカラダを温める作用が働きます。

ショウガも一緒です。ショウガはカラダを温める作用があるとして人気が高いですが、冷たいまま食べても温める作用は働きません。ショウガ自体を加熱し、温めることで、カラダを温める作用が働きます。冷奴に乗せてもカラダを温めることにはならないので要注意!白湯やスープ、お味噌汁に入れるなど、必ず温めていただきましょう。

外側からカラダを温める

外側からカラダを温める

外側からカラダを温める場合、温める場所と方法をピンポイントで狙うのが効率的でおすすめです。

“3首”を温める

“3首”とは、首、手首、足首の3つのパーツのこと。皮膚が薄く、その下には太い血管が通っているので、冷やすとカラダが冷えやすくなり、温めるとカラダが温まりやすくなります。

冬の外出時、一番冷えやすいのは首。マフラーやストールは必ず持ち歩くようにしましょう。ブーツはおしゃれのためだけではなく、足首を冷えから守るためにも有効です。

自宅でも、ネックウォーマー、レッグウォーマー、アームウォーマーなどを着用して3首は常に温めておくのがおすすめです。特に気をつけたいのが就寝時。足元はお布団の中にすっぽりと収まりますが、意外と肩から上には布団がしっかりかかっていないことが多いです。寝ていても肩や首がひやっとすることはありませんか?ネックウォーマーの着用や、少しハイネックの長袖Tシャツを着ることで首回りを冷やさずに眠れます。

お風呂には1アイテムプラスして

カラダを外側から温めるのに、お風呂に浸かることは欠かせません。ただお風呂に浸かるのもいいですが、せっかくなら温め効果を高めるために1アイテムプラスしてみましょう。

おすすめは、日本酒。バスタブに入れるとカラダがとても温まるのでおすすめです。また、エプソムソルトもおすすめ。エプソムソルトとはミネラル成分である硫酸マグネシウムのことで、このミネラル成分が血行を促進する作用があるとされています。

リラックス効果も考えるとぬるめのお湯に浸かるのが良いですが、カラダを温める場合は、いつものぬるめのお湯+1度を目安に、熱すぎずぬるすぎずの温度をキープしましょう。

適度な運動も必要

カラダを外側から温めるためには、適度な運動も必要です。運動して筋肉を増やさないと、カラダの代謝も上がらないからです。基礎代謝が低いと、カラダの中でエネルギーが作られる際の熱を感じにくく、冷えを感じやすくなってしまいます。冷え性に悩む方は、日常に適度な運動も取り入れましょう。

とはいえ、運動しよう!と意気込むとなかなか続かないもの。運動のハードルも高く捉えがちです。まずは、毎日続けられる日常に取り入れやすい運動から始めてみるのがおすすめ。かかとを上げ下げしてふくらはぎの血流を促進したり、肩甲骨をぐるぐる回して肩周りをほぐしたり。歩くときはスピードと姿勢を意識したり、エスカレーターではなく階段を利用するのも◎。運動しようとしてジムに通ったり、話題の宅トレをしてみたり、もちろんそれを続けられるならその方がベター。でも、毎日のちょっとしたことを続ける方が長い目で見たときに習慣になるはずです。まずは、できることをコツコツと。温めるためにカラダを動かすという意識を大切にしたいですね。

冷えを改善して温かく冬を過ごそう

冷えを改善して温かく冬を過ごそう

季節問わず冷えに悩まされているという方も、冬は特に冷えるという方も、すぐに改善するのは難しいかもしれません。だからこそ、毎日ちょっとずつカラダを温めるという意識を持って過ごすことが大切。私も毎日温活に励んでいます!さらに寒さが厳しくなるこれからに向けて、冷えないカラダ作りをしていきましょう。

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堀希和子

2007年に上智大学外国語学部英語学科を卒業後、国際線客室乗務員として勤務。
その後転職し、一部上場企業代表取締役社長秘書を経験。
現在は、結婚を機に退職し、コラムライターやwebデザイナーとして活動中。
子育てをしながら、「ママでも美しく楽しく」をモットーに、美ライフスタイルを追及中。

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