更新日 : 2023年8月30日
はちみつにはダイエット効果もあり!? おすすめの食べ方や成功させるコツをご紹介
栄養価が高く、健康に良いと評判のはちみつ。最近では、風邪予防にはちみつを食べたり、スキンケアやボディケアに取り入れたりと、全方位でその効果を感じている人も多いのではないでしょうか。
そんなはちみつですが、健康にとって良い効果が期待できるだけではなく、ダイエット効果も期待できるとのこと!
今回は、はちみつに期待できるダイエット効果をはじめ、はちみつダイエットにおすすめの食べ方、はちみつダイエットを成功させるコツなどをご紹介します。
目次
はちみつにはどんなダイエット効果が期待できるのでしょうか。主に、2つの効果が考えられます。
はちみつを摂取すると、脂肪燃焼を促す成長ホルモンの分泌が活発になります。成長ホルモンの分泌が盛んになることで、余分な体脂肪が効率的に燃焼されることから、ダイエット効果が期待できるのです。
また、はちみつにはビタミンやミネラルが豊富に含まれているため、新陳代謝の向上も期待できます。
食事を摂ると、血糖値が上がります。血糖値が急に上昇すればするほど、「早く血糖値を下げないといけない」と脳が判断し、より多くのインスリンを分泌。このインスリンは、血中の糖分を脂肪に変えて溜め込む働きがあります。
つまり、血糖値の急上昇はインスリンの大量分泌を招き、脂肪を溜め込んで太りやすくなるという悪循環になってしまうのです。そのため、血糖値の上昇を緩やかに保つのが太りにくいカラダ作りの一つのコツとも言えます。
そこで口にしたいのがはちみつ。はちみつは甘味はありますが、砂糖より低カロリー。そのため、砂糖より血糖値の上昇が緩やかになり、脂肪をためこまないカラダ作りに役立ちます。
はちみつにはポリフェノールがたくさん含まれています。ポリフェノールには脂肪細胞の中にある熱を発生させて、エネルギー消費を高めるたんぱく質を増やす働きがあります。このような脂肪の代謝を高める作用によって、脂肪の蓄積を防ぐことから、ダイエット効果が期待できるのです。
ほかにもポリフェノールには抗酸化作用があります。抗酸化作用には、体の物質を酸化させる力が強い活性酵素から体を守る働きがあります。酸化から守ることでエネルギー代謝がスムーズに進み、ダイエットをサポートしてくれるのです。
はちみつに多く含まれるオリゴ糖とグルコン酸には、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を増やし、悪玉菌の増殖を抑制する効果があります。善玉菌が増えると、腸内環境が整って、腸のぜん道運動が促進され、便秘予防に繋がります。とくに、アカシアやローズマリーのはちみつに、便秘予防効果があると言われているそう。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌には、善玉菌が含まれています。善玉菌は、腸内を酸性にすることによって悪玉菌の増殖を抑え、腸の運動を活発にします。腸が刺激されて運動が活発になると、便秘解消へ。
体内に老廃物が溜まったままになってしまう便秘はダイエットの妨げに。腸内環境を改善して、“溜まらない”痩せ体質を目指しましょう。
はちみつには必須アミノ酸のトリプトファンが含まれています。人はストレスを感じると脳内にセロトニンを分泌させて、自律神経のバランスを整えようとしますが、このセロトニンを作るのがトリプトファンです。
そのため、トリプトファンを含んでいるはちみつを食べることで精神が安定し、リラックス効果が得られるというわけです。また、ダイエット中は甘いものを控えないとと思いやすいですが、制限のあるダイエットはストレスが溜まるもの。はちみつダイエットであれば甘みも楽しむことができるため、ストレスを撃退することができるでしょう。
ダイエットに効果的なはちみつですが、美容や健康効果作用も期待できます。はちみつにはビタミンやミネラル、体内では生成できない必須アミノ酸も含んでいて、栄養素がたくさん詰まっています。
はちみつを主成分としたスキンケアも販売されているように、はちみつは食べるだけではなく、直接肌に塗ることでうるおいを感じるいきいきとした肌へ整えてくれます。これははちみつに含まれているポリフェノールに体の老化を防ぐ作用、アンチエイジング効果があるためです。
肌が乾燥していると感じているときや、肌荒れに悩んでいるときなど、はちみつを大さじ1杯ほど食べたり、スペシャルケアとして肌に使ってみるのも良いですね。
はちみつに含まれているブドウ糖は、疲労回復をサポートしてくれます。ブドウ糖は脳の唯一のエネルギー源ともされているため、身体的な疲労だけでなく、仕事で集中力を高めたいときにも役立つでしょう。
はちみつには消炎効果や抗菌作用が認められているので、風邪予防にはちみつを食べるというのも一つの方法です。喉の痛みや乾燥を防ぐ効果もあると言われているので、喉に違和感を感じたらはちみつを食べてみてください。
代表的なものでいうと、マヌカハニー。マヌカハニーには、メチルグリオキサールが含まれており、この成分が消炎、抗菌、抗ウイルス作用を発揮しています。風邪予防のためにも毎日の習慣にマヌカハニー1杯を取り入れてみてはいかがでしょうか?
ダイエットに効果的なはちみつの選び方をご紹介します。はちみつは産地によって花の種類が変わり、花の種類が変わると味や含有されている成分が変わってきます。そして、選ぶ際に最も気にしたいのがはちみつの種類です。
はちみつには「純粋はちみつ」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」などがあり、選びたいのは純粋はちみつ。加糖はちみつや精製はちみつには、水あめや砂糖などが足されていることもあり、本来のはちみつの持つ栄養価や抗菌効果に期待できなくなります。
ぜひ、純粋はちみつを選ぶようにしましょう!
選び方について知ってもらったところで、ここではダイエットにおすすめのはちみつの食べ方をご紹介します。料理に取り入れたり、相性の良い食材と合わせておいしくヘルシーにいただきましょう!
食事と食事の間、つい甘いものを食べたくなってしまう人や、カフェに行っても甘いドリンクを頼んでしまう人は、カロリーオーバーしている可能性があります。そんな人におすすめなのがはちみつレモン白湯。白湯のもつ整腸作用や、代謝を高める効果に、レモンでビタミンCを補給、そしてはちみつで抗菌作用などをプラスできます。
はちみつの甘さがあるため、甘いものを欲している人でも健康的に糖分を補給できるのも◎。白湯に限らず、紅茶にはちみつを入れるのもおすすめです。
間食対策に、自分でグラノーラを作るのはいかがでしょうか?作り方は簡単で、オートミールやナッツにはちみつをかけ、しっかり混ぜて、オーブンで焼くだけです。ノンオイルでできるので、脂質の摂取量を減らしたいダイエット中にもOK。歯ごたえや噛みごたえもあるので、満足感もアップ。
市販のグラノーラには砂糖がたくさんまぶされていることが多いので、自家製の蜂蜜で作るグラノーラであれば安心です。ヨーグルトに混ぜたり、そのまま間食として食べるのも良いですね!
はちみつはお料理にも使えます。一番良いのは、砂糖代わりに使うこと。
醤油で割ってチキンの照り焼きにしたり、ハニーマスタードソースにすれば、肉、魚、野菜などどんな食材とも相性抜群です。煮物のツヤを出したり、カレーなどの隠し味に使うこともできて、意外とはちみつは料理の万能調味料としても活躍します。
ヨーグルトがダイエットに良いということは、多くの人が知っていることですよね。さらにはちみつを加えることで、先ほどもお伝えした通り、ダイエットはもちろん美容や健康にもうれしい効果が期待できます。
やり方はとても簡単で、ヨーグルトにはちみつを混ぜるだけです。さらにバナナやきなこなど、食物繊維たっぷりな食材を加えれば、よりダイエット効果を引き上げてくれます。
はちみつヨーグルトは、空腹のときに食べてしまうと乳酸菌が胃酸に溶けてしまうので、夕食後に食べるのがおすすめです。
「寝る前のはちみつなんて、ダイエットと逆行して太りそう……」と思いますが、実は寝る前のはちみつはダイエットにも良いと言われているのです。睡眠とダイエットについて考えてみると、質の良い睡眠を摂っていると痩せやすいと言われています。それは寝ている時に分泌されている成長ホルモンが脂肪を分解し、筋肉を発達させる働きがあるからです。
一方、寝不足だったり、睡眠の質が悪いと成長ホルモンがしっかり分泌されません。夜中に目が覚める、よく夢を見る、起きたばかりから疲れている、日中も眠気が取れないなどの症状がある場合、寝ている間に血糖値が下がってしまっています。血糖値が下がると、体内では血糖値をあげようとコルチゾールが分泌され、そのカラダを興奮させる作用により眠りの質が下がってしまいます。
そのため、寝ているカラダを低血糖にさせないために、寝る前にスプーン1杯のハチミツを食べ、睡眠の質を高めると、結果的にダイエットに繋がるのです。
もちろんはちみつを寝る前に食べるだけでダイエットが成功するわけではありませんが、食事管理や運動と共に寝る前のはちみつを習慣にしたいですね。
はちみつダイエットは、ただはちみつを食べれば成功するというものではありません。はちみつダイエットの効果を最大限に引き出すために、しっかりとコツを押さえていきましょう。
はちみつがいくらダイエットに効果的とは言っても、大部分は糖質であるため、食べすぎると太ってしまいます。たくさん食べれば食べるほど痩せられるというものではないので、摂取量を調整するようにしましょう。
はちみつダイエットの基本は大さじ1杯分にすることです。砂糖の代わりにはちみつを使うときは、砂糖の半分の量を目安にすると良いでしょう。はちみつは砂糖より甘みが強いため、少量でも十分甘みを感じることができます。
夜寝る前にはちみつを食べる場合は、夕食の炭水化物を控えるようにしましょう。夕食はどうしてもボリュームのある食事内容になりやすいですが、それに合わせてはちみつも摂取するとなると、エネルギーが余ってしまい、体脂肪として蓄積されてしまいます。
はちみつ大さじ1杯あたりのカロリーは約67kcalです。白米お茶碗1杯150gあたりのカロリーは約230kcalとなるため、夕食の白米を3分の1程度にしておくと、カロリーを調整することができます。
はちみつには豊富な栄養が含まれていますが、糖質量を注意しながら摂取する必要があるため、たくさん食べることはできません。そのため、他の食事で栄養バランスを整える必要があります。体を丈夫にするビタミンや代謝を促すミネラル、皮膚や筋肉のもととなるたんぱく質などを積極的に摂るようにしましょう。
特にたんぱく質は筋肉がつくことで代謝が上がり、痩せやすい体づくりをサポートしてくれるので、摂取量を増やすのがおすすめです。肉類や魚介類、大豆製品などに含まれる良質なたんぱく質を摂るように心がけてください。
はちみつはただ甘くておいしいだけではなく、栄養価に優れているのが特徴です。ダイエット面、健康面、そして美容面を考えても、はちみつを毎日の食生活に取り入れて悪いことはありません。
特にダイエットをもっと頑張りたいという方は、ぜひ夜寝る前のはちみつも実践してみてはいかがでしょうか。
〜おわりに〜 ダイエットを成功させるためには、摂取カロリーより消費カロリーを増やすことが大切です。日頃運動をする習慣がないという人は、運動を取り入れることで血液循環が促進されて、はちみつの高い栄養価が体のすみずみまで行き渡るようになります。 女性専用フィットネスジムのボディーズでは、初心者にも安心のヨガレッスンを実施しています。無理なくダイエットしたい人におすすめの内容となっているので、興味のある人はぜひお近くのボディーズの体験予約から、検討してみてください。
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