更新日 : 2020年4月29日
少し前、コラーゲンがブームになった時期があったかと思います。美肌に良いということでレストランのメニューに登場したり、商品になったりと何かと話題になりましたよね。 最近ではコラーゲンの研究が進んで、再注目されていることをご存知でしょうか。
そもそもコラーゲンとは何でしょうか。コラーゲンはタンパク質の一種で、人のカラダを作るうえでなくてはならないものです。肌に弾力を与えてくれたり、骨や関節を丈夫にしてくれたり、血管なども修復してくれる働きがあるといわれています。またコラーゲンはアミノ酸がバネのように絡まってできたもので、抑えると縮まり、手を離すともとに戻る性質があります。これが肌の弾力です。肌を押した指を離したときに、肌がぷるんと戻るのはこのような構造をしているからです。このコラーゲンは、残念ながら加齢とともに減少していきます。コラーゲンが減少すると、肌の弾力が失われてたるみに繋がっていきます。また肌のターンオーバーが乱れて、シミやくすみができやすくなるといいます。
では加齢によって減少してしまうコラーゲンを補うには、どうしたら良いのでしょうか。 前述のコラーゲンがブームになったころ、コラーゲン鍋やコラーゲンを含む食事が効果的といわれたことがありました。 しかし消化や吸収の段階でアミノ酸やペプチドなどに分解されてしまうことから、”口からコラーゲンを摂取しても効果がない”という意見も聞かれるようになりました。
近年コラーゲンについての研究が進んで、コラーゲンの分子を小さくしてカラダに吸収させやすくした「コラーゲンペプチド」が、多くの商品に配合されるようになってきました。 コラーゲンペプチドは、お肉や魚などに含まれるコラーゲンに熱を加え、ゼラチン状に変化させたあと、さらに酵素分解によって小さくしたものです。 コラーゲンペプチドをカラダの外から摂取することで、コラーゲンを生成するチカラを促します。
Bodiesが10月1日に新発売した「コラーゲンドリンク」にも、フィッシュコラーゲンペプチドが10,000mg配合されています。 食品に含まれているコラーゲンペプチドはごくわずかであるため、食事からすべてを摂取するのは難しそうです。 またコラーゲンペプチドが弾力を保てるのは1日程度といわれています。 ですからコラーゲンドリンクなどで毎日コンスタントに摂取するのがよさそうです。ただし、過剰摂取や過度な効果を期待することは禁物です。