更新日 : 2020年4月29日
普段、自分がどんな姿勢や歩き方をしているか、意識したことはありますか?姿勢や歩き方はその人の第一印象を大きく決めてしまいます。日本人の90%以上が正しい歩き方ができていないそうです。確かに歩き方を習ったことがあるという方はモデルさんやステージに上がる方などほんの一握りの方ではないでしょうか。ヒールでもフラットシューズでも、日常に使える自然で綺麗な「ウォーキング法」を教えてもらいました!
ゆっくりな動きなのにしっかりカラダに効いていて歩くってこういうことなんだ!!と実感できます。カラダを機能的に使って歩くことで内側から整え魅力的なボディラインを作ってくれる効果も。歩かない日はないのだから正しく歩くことこそ究極のながらトレーニングではないでしょうか^^今回は正しい歩き方についてご紹介していきます。
ステップ1:ストレッチ
歩く時には左右の足に体重を移動させながら動いています。それぞれの足に全体重を預けながら、一歩ずつ前へ進んでいくのですから、まずはストレッチをして柔軟にしておきましょう。テニスボールを足裏でコロコロしたり、普段使えていない足の指先も広げてしっかり足裏をほぐします。股関節を柔らかくするストレッチやしっかりと前後左右に骨盤を動かします。
ステップ2:美しい姿勢をキープ
歩く時には、正しい姿勢をキープする事がとても重要なポイントとなってきます。正しい姿勢は、日頃から意識していないとなかなかマスターできないものですがこちらでも詳しくご紹介していますので参考にしてみてください。
姿勢を変えれば人生は180度変わる
ステップ3:つま先は5度開く
日本人女性の95%がつま先を内側に向けて歩いているといういわゆる内股さんです。これがO脚の原因を生んでいるのでまっすぐな脚になりたい方は特に意識してください。
両足の踵をくっつけて、握りこぶしひとつ分開くとつま先が約5度となります。特にヒールで歩く際はつま先が少し開いた状態が前から見てももっとも美しく見えます。
ステップ4:一直線上を歩くように
歩く時は一本の線の上を歩くイメージを持ちましょう。左右にフラフラしない様に気を付けながら、左右の足をだいたい同じ場所に出す様にするのです。最初はなかなか難しいかもしれないので、街中でも実際に線を見つけて練習してみると良いかもしれません。
その時、視線はしっかりと前を見て正しい姿勢をキープする事が大切です。これだけでも、歩き方はグンと綺麗に見えますよ。
ステップ5:頭や重心を上下させない
重心を上下に揺らしてしまうと、関節や筋肉を痛めることもあります。上半身がゆらゆらしていると幼い印象にもなります。歩くときに重心を上下させないことが大切です。
ステップ6:膝を伸ばして歩く
多くの日本人は膝が曲がった状態で歩いています。後ろの足を前に出すときに膝の内側同士が触れるように意識して、すり合わせるように歩くことでO脚の改善にもつながります!
ステップ7:重心は後ろにかける
歩く時に重心が前にあると、前のめりの歩き方になりやすいので、自分で思うよりもかなり後ろ土踏まずあたりに重心をもっていきましょう。そうすることで、自然に視線も上がります。
ステップ8:歩幅はやや広めに保つ
ちょこちょこと小股で歩いたり、大股過ぎても、美しい歩き方には見えません。歩幅は肩幅くらいを目安に。
ステップ9:かかとから着地する
べた足(足裏全体)で着地している人が多いので、かかと→足裏の中央→つま先と体重移動するようにすると、脚の裏に自然に力が入るため、脚運びもスムーズになります。
ステップ10:手の振りにも気を配る
よくあるウォーキングスタイルのように手を大きく振るのではなく、日常でも自然に美しく見えるようにするには、腕はまっすぐ伸ばし、前よりも後ろ側に大きめに振って戻すようにしましょう。
簡単にできるものばかり10のステップに分けてご紹介しました。最初から全部は難しいのでまず1つ2つと増やして毎日意識してみてください。「歩き方美人」になれば、どんな場面でも「素敵だな」という印象を持ってもらえるし、特別な運動をしなくても、正しい歩き方ができていれば、全身の筋肉のバランスやプロポーションが整っていくという最高のながら効果も期待できていいことづくしです!