更新日 : 2020年4月29日
12月21日(水)は冬至ですね。毎年冬至の日は”ゆず湯”につかるという方も多いのではないでしょうか。今回は、今が旬の”ゆず”についてお話ししたいと思います。
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古くから伝わる”ゆず湯”ですが、なぜ冬至に”ゆず湯”に浸かるのかについては、柚子(ゆず)=「融通」がきく、冬至=「湯治」、といった語呂合わせの意味があるとか、昔は毎日お風呂に入る習慣が無かったため一年で最も日照時間が短い冬至に「身を清める」という考えに加えて、冬が旬のゆずは香りが強いので、邪気を払うという意味を込めて入っていた、など様々な由来があるようです。
ゆずに含まれる栄養素として有名なものにはビタミン、クエン酸、リモネンがあります。ビタミンが豊富な食材としてはレモンが有名ですが、ゆずにはレモンの2倍、リンゴの40倍のビタミンCが含まれているといいます。風邪予防はもちろん、美肌づくりには欠かせない栄養素です。またゆずにはみかんの3倍のクエン酸が含まれているといわれており、疲労回復や整腸作用に効果が期待できます。さらに、ゆずの皮に含まれるリモネンには血行を良くする働きがあり、冷え解消が期待できるといわれています。つまり、ゆずには女性に嬉しい「美肌」と「冷え」に効く栄養素がたっぷり含まれているというわけです!
またゆずの香り自体には、どこか人をホッとさせる効果がありますよね。ゆずの香りのもととなっている2つの成分「リモネン」(前述)と「シトラール」。リモネンには皮膚に膜を張る作用があることから、肌の水分を蒸発させないための保湿効果が、またシトラールは精油に含まれる芳香成分の一つで、強いレモンのような香りがします。シトラールの精油成分は、気分をリラックスさせる効果が期待できます。
ですから、”ゆず湯”には肌を保湿したり、香りでリラックスさせるほか、血行を促進して冷え性を緩和したり、カラダを温めて風邪を予防するなど、元気に冬を越すための秘訣がたっぷり詰まっています。寒い冬に”ゆず湯”に入ることは、冬を元気に越すために昔の人々が生み出した知恵といえますね。
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ゆずを風邪予防に取り入れて、元気な冬を過ごしていきましょう!