更新日 : 2020年5月20日
目次
さつまいもは炭水化物というイメージをお持ちの方も多くいると思います。食物繊維が豊富で確かに炭水化物が主成分ではありますが、カロリーも思っているほど高くありません。さつまいもにどのような栄養素が含まれているのかをご紹介します。
・食物繊維
・ビタミンC
・ビタミンB群
・ビタミンE
・カリウム
・カルシウム
・ヤラピン
・ポリフェノール
さつまいもは豊富な食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内の健康を維持する「善玉菌」を増やし、腸内に腐敗物を溜めようとする「悪玉菌」や毒素を吸着してカラダの外へ排泄する働きがあると言われています。
便秘にお悩みの女性は多いと思いますが、便秘が続くと腸内環境は悪化し、悪玉菌や毒素などの有害物質が、ニキビや肌荒れなどトラブルを引き起こす原因に。
腸内をすっきりキレイに保つためには、食物繊維を多く摂取することを心がけましょう。
ビタミンも多数含んでいるさつまいも。糖分をエネルギーに変えてくれる「ビタミンB群」や、体内のサビを排出してくれる抗酸化作用を持つ「ビタミンE」、肌にハリを与えるコラーゲンの生成を促す「ビタミンC」など、美肌づくりには欠かせない成分がたくさん詰まっています!
さらにポイントとなるのが、熱に弱いとされるビタミンCが、失われずに摂れること。
ビタミンCは一般的に、調理などで加熱すると失われやすいという欠点があります。ですが、さつまいもに含まれるビタミンCは、でんぷんによって熱から守られているため、調理をしてもビタミンCが失われにくいのです。
これにより、ビタミンB群やビタミンEとの相乗効果で、シミ・そばかす・シワなどに効果的とされ、美肌効果が期待できる”美肌フード”なのです!
さつまいもに含まれるカリウムは米飯の18倍も含まれています。カリウムは余分なナトリウムを体外に排出してくれる作用があるので、むくみ対策に有効的です。むくみ対策としては習慣的に温かいものを食べるようにして、体を冷やさないことが基本です。なので、温かいミルクと一緒にさつまいもを食べるとよりむくみの改善が期待できます。
芋けんぴの原料であるさつまいもには、「食物繊維」や「ヤラピン」という成分が豊富に含まれています。
このヤラピンには、整腸作用という腸内環境を整えてくれる働きがあると言われており、便秘の解消に効果的です。
便秘が解消されることで、体に蓄積された老廃物や毒素を排出することができるので、デトックス効果を期待でき、痩せやすい体を作ることができるのです。
芋けんぴに使用されるさつまいもには、「ビタミンB1」という成分も豊富に含まれています。
このビタミンB1には、摂取された糖質の代謝を促してくれる働きがあると言われており、肥満の予防に効果的です。
摂取された糖質は、インスリンというホルモンの働きによって体に体脂肪として蓄積されるのですが、ビタミンB1を摂取していることで、体脂肪になる前に糖質を排出してくれるので、体に脂肪がつきにくくなるのです。
ダイエット中に芋けんぴを食べる際の注意点として、ハチミツなどがコーティングされている商品もあるという点も挙げられます。
ハチミツなどに含まれるカロリーが、芋けんぴのカロリーに加わり、より高カロリーになってしまうので、注意するようにしましょう。
しかも、旬である秋に採れたてのさつまいもが、もっとも栄養価が高く、そこから3ヶ月ほど貯蔵すると、さらに甘みが増して◎
自分で芋けんぴを作れば砂糖の量も調整できて良いです。
さつまいもを食べるなら、いま!
焼きいも、スイートポテト、大学いも、いもけんぴetc…美味しくいただけるレシピも様々。旬の食材は心とカラダを豊かにしてくれます。旬の美味しさをぜひ堪能してみてください。