更新日 : 2020年5月9日
『何か最近疲れやすくて、、、』『寝ても疲れやだるさが取れない』『何をするにもやる気が湧かず、体がだるい』と思ったら・・・
そんなあなたはもしかしたら隠れ貧血かもしれません。隠れ貧血とは健康診断では異常が無い貧血のこと。その見分け方や原因、症状や改善策についてみていきましょう。
一般的な貧血といえば鉄欠乏性貧血を差す場合がほとんどです。鉄分不足によって赤血球中のヘモグロビンが正常に生産されなくなり、身体に酸素が行きわたらなくなる状態をいいます。
ふらつきやめまい、耳鳴りといった症状が出るだけでなく、慢性的な疲れや頭痛に悩まされるケースも。
症状が進行すると肌荒れや脱毛、一過性の意識消失などを発症することもあり、ただの貧血だと甘く考えるのは危険です。
鉄は普段から不足しがちな栄養素であり、無理なダイエットで急激に鉄不足が悪化することがあります。
1.肌が荒れる
2.立ちくらみがする
3.疲れやすい/疲れが抜けない
4.寝起きから体がだるく頭もボーっとしてやる気が出ない
5.イライラしたり、気持ちが落ち込む
6.爪にツヤがなく割れやすい
7.手足がいつも冷たい
8.髪の毛が切れたり、抜けやすい
9.顎や口元のニキビがなかなか治らない
10.よく寝れた感じがしない
いくつあてはまりましたか?
半分以上思い当たる事があれば、隠れ貧血の可能性は高いです。現代女性の10人に1人は隠れ貧血に悩まされているというデータも。
1番の特徴は『倦怠感』です。
その他には
・偏頭痛
・肌や髪のツヤが悪くなった
・風邪をひきやすくなった
・めまいがする
・二枚爪になりやすい
・手足の冷えやむくみ
といった症状もみられます。
鉄分不足による貧血は女性の天敵!肌の状態や髪質など、女性なら誰もが気になる美容にダイレクトに悪影響を及ぼすことがわかっています。 食事制限による無理なダイエットは貧血症状を悪化させるだけでなく、知らずにたまったストレスがさらに美を遠ざける原因に。これではダイエットをする意味がないですよね。
貧血状態での無理な運動は禁物ですが、全く運動をしないのも問題です。
運動不足になれば心肺能力や筋力が弱り、体力が低下します。こうなると、代謝や免疫力の低下を引き起こし、貧血症状の悪化を招く原因になることも。軽い運動やストレッチを行うなど、貧血対策をしながら代謝を高める工夫をすることで貧血改善に効果を発揮します。
たんぱく質を主軸としたバランスのいい食事を意識すること+適度な運動習慣。 これが貧血を予防・改善するためにもっとも効果的な方法だといえます!
GWも明け、でもなかなか日常には戻れずこれまでとは違う環境で過ごす毎日。 からだも心も体調も崩しやすくなる季節です。より自分のからだの少しの変化にも目を向けていきましょう^^