更新日 : 2020年5月19日
皆さんは何のために運動していますか?ダイエットのため、健康維持のため、カラダを動かすことが好きだから・・・様々な理由があると思います。
そんな運動が、カラダ以外に、「心」にも良い影響を与えてくれることをご存知でしょうか。
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一方スイーツを食べた後にも”幸福感”が増しますが、その持続時間は20分程度といわれ、逆に食べてから1時間経過すると、食べる前よりもストレスや不安感が増すといわれています。 これには血糖値が関係しており、甘いものやご飯などの糖質を摂ると、血糖値が上がりますが、その上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが分泌されます。 インスリンには血糖値を下げる働きがありますが、この血糖値を下げようとする働きによって、一時的にセロトニンが増加します。 そのため、甘いものを食べることによって、一時的な快楽を感じることになるのです。 ただし、あくまで一時的な快楽に過ぎないため、時間が経過するとストレスや不安感が増し、再びスイーツが食べたくなってしまうという悪循環に陥ってしまいます。
運動が気分転換やストレス解消につながり、メンタルヘルスの改善にも効果があると言われています。メンタルヘルスには脳内の神経伝達物質が大きな影響を及ぼしていることが知られています。運動により脳の血流がよくなるので、脳が活性化され、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えることが分かっています。中でもセロトニンは、気分や集中力を左右すると考えられている神経伝達物質で、脳内のセロトニン量が増えると、心が落ち着いて爽やかな気分になるといわれています。
運動を続けていくと、「これだけできるようになった」という達成感や満足感が得られます。それが自信につながって、気持ちが明るく前向きになることが期待できます。
楽しいことをすると脳内にドーパミンが分泌されます。ドーパミンはアルコールや喫煙、そして食べ物への依存を生み出す物質でもあります。しかし、運動には、意識を逸らして依存を解消する効果があります。
人は運動をすると、”幸福感”が増すといいます。「幸せホルモン」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。 これはセロトニンと呼ばれる、気分を安定させるのに必要な神経伝達物質が、運動をすると増加するためです。ある研究によれば、約20分間の運動で、その後12時間”幸福感”が持続するといいます。
それでは”幸福感”を感じるための効率的な運動とはどのような運動でしょうか。
「幸せホルモン」のセロトニンを増やす効果が高いといわれている運動は、一定のリズムを刻む運動(リズム運動)です。(例えばウォーキングやジョギングなど)
といっても、運動の機会をいきなり増やすのはとても大変だと思います。
まずは一日短時間、軽い運動などできることから始めて、継続していけるようにしましょう。またボディーズのサーキットトレーニングは1回30分、短時間でマシントレーニングとリズム運動を繰り返すトレーニングです。気になる方は、ぜひ試してみてください。
無理せず自分のペースで運動をして、継続していくこと。その習慣を上手にストレス解消につなげていきましょう。