更新日 : 2021年8月6日
寝ても寝ても疲れが取れない、週末休んでいるのに疲れが取れないという人は、かなり疲れがたまっている様子。慢性疲労と化しているのかもしれません。疲れの原因を探り、どんな生活が疲労回復に繋がるのかを解説します。
疲れには、主に3つの原因があるとされています。まずは、カラダの疲れ。運動のしすぎや、逆に運動を全くせずに座りっぱなしでいるのも血行不良を招き、疲れの原因となります。デスクワークが長いという方は要注意です。寝不足もカラダが疲れる原因ですね。次に、心の疲れです。やはり人間関係や仕事関係で強いストレスを感じることは、心が疲れる原因になります。現代では、SNSが心の疲れの要因ということも。「いいね」やフォロワーの数を気にしてしまったり、コメントの内容を気にしてしまったりと、何かとSNSに対してプレッシャーを感じる方は要注意です。最後に、脳の疲れです。テレビやパソコンに向かう時間が長いと、その分脳が受け取る情報量も膨大です。ずっと情報処理を続けているので、疲れたと感じるのはそのためです。
やはり、規則正しい生活に勝るものはありません。健康的な食事、適度な運動、お風呂でのリラックスや良質な睡眠。特に睡眠は、傷ついた脳細胞を修復してくれるので、良質な睡眠を心がけることが大切です。また、疲れていると、幸せホルモンと言われているセロトニンの分泌量が減ったり、働きが鈍くなってしまいます。セロトニンを増やすには、必須アミノ酸であるトリプトファンを摂取することが大切です。納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米、ごま・ピーナッツ・卵・バナナなどに含まれているので、積極的に摂取しましょう。トリプトファンを摂取すると日中は脳内でセロトニンに変化し、夜には睡眠を促すメロトニンに変化します。つまり、食事が良質な睡眠にも繋がります。また、デスクワークが長い方は、1時間に1回、立ち上がって体を動かす習慣を作りましょう。伸びをしたり、足を上げ下げするだけでも血が巡り、疲労予防に繋がります。
なかなか疲れが取れない人は、間違った疲労回復方法を試しているかもしれません。例えば、疲れた時にコーヒーや栄養ドリンクを飲む方は要注意。適度なカフェインの摂取は集中力が高まるかもしれませんが、摂取しすぎは脳を興奮状態にさせてしまいます。結果的に夜寝付けなくなり、睡眠の質が下がってしまう可能性があります。アルコールも、深酒は要注意!また、寝だめも良さそうに見えて、実はカラダへ負担をかけています。寝だめすることで体内時計が確実に狂い、夜に眠れなくなり、せっかくの疲労回復のための睡眠が、疲労を促す睡眠になってしまいますね。疲労回復のためにやっていたことが実は疲労の原因になっていないか、一度自分の生活を見直してみることも大切です。
カラダの疲れ、心の疲れ、脳の疲れ、それぞれ違う疲れだと感じるかもしれませんが、全て繋がっています。どれか一つだけが原因ということはあまりないでしょう。だからこそ、大切なのが生活リズムを整えること。朝シャキッと起きられるかどうかは、夜の睡眠にかかっており、夜しっかりと眠って疲労回復できるかは、日中の食事や運動などの活動にかかっています。サイクルがうまく回り始めれば、疲労回復への第一歩。慢性疲労とならないためにも、生活リズムを整えて、疲労を溜め込まないカラダにしたいですね。
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