更新日 : 2021年8月6日
新型コロナウィルスの流行が確認できた日から早一年以上が経ち、マスクで生活することがスタンダードな日々になりました。
こんなに長くマスクを着けていたことは今までなかったですよね。
感染拡大防止のためにはやむを得ないものの、マスクによる肌荒れ問題も気になります。
マスクで肌荒れする原因や対策をお話します。
2020年に行われたBRITA Japanの調査によると、2020年の夏にマスク着用で肌トラブルがあると感じた人が、調査対象者575人のうち約4割にものぼったそうです。
つまり、約2.5人に1人が、マスク着用で肌トラブルがあると実感していることになります。
具体的な肌トラブルの内容は、ニキビ・吹き出物、お肌の乾燥、マスクの擦れによってお肌が傷ついてしまうことだそう。
筆者自身、毎日のマスク生活によって、顎周りの吹き出物ができやすくなったと感じています。
新型コロナウィルスに感染しないため、また感染させないためにもマスクの着用は仕方ないというのは理解できます。
でも、このマスクによる肌トラブルはどうにかしたいですよね。
マスクをしていると保湿されていると感じる方もいるかもしれませんが、実はそれは大きな間違いです。
正しくは、マスクの中は確かに温度、湿度ともに高くなるのですが、マスクを外したら、お肌は急激に温度と湿度の変化の影響を受けてしまいます。
さらに、資生堂が行った研究によると、マスク内の温度は徐々に上昇するのに対し、湿度は呼吸に合わせて小刻みに変動するそう。
つまり、着脱時だけではなく、マスクをつけているだけで、マスクの中では急激な湿度変化が起こっているのです。
この急激で短期間の湿度変化の繰り返しが、お肌のバリア機能を低下させてしまうこととなり、お肌が敏感になったり、肌荒れをしやすくなってしまいます。
マスクでの肌荒れを防ぐためには、まず保湿をしっかり行いましょう。
また、お肌のバリア機能を整える効果が期待できる美容液の投入や、お肌が敏感になっていることを考え、刺激の少ない化粧品を選んであげるのも大切です。
また、メイクの際には、ファンデーションの上からお粉をすることで、皮膚とマスクの間に膜ができます。
そうすることで、マスクと皮膚が擦れる刺激からお肌を守ってあげることができます。
また、マスクを外した時には、保湿効果のあるミストでお肌の水分を補給してあげるのもおすすめです。
外側からのケアだけでなく、バランスの良い食事や睡眠など、内側から整える努力も忘れないようにしたいですね。
私たちがマスク無しで生活してよくなるにはあと数年かかると言われています。
季節を問わずマスクをつけて生活することは、残念ながら当分は当たり前のこと。
そのため、大切なのはマスクと上手に付き合うことです。
マスクをつけていてもお肌の機能を低下させてしまわないよう、外側からのスキンケア、内側からのインナーケアで肌荒れしにくいお肌に整えて、毎日のマスクに負けないお肌づくりを目指しましょう。
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