更新日 : 2021年9月17日
運動がカラダに良いことはなんとなく分かっていて、健康増進やダイエットを目的に運動する方も多いはず。
でも、実は運動には脳にも良い効果をもたらすことが分かっています。運動と脳の関係を紐解いてみます。
高齢になり、認知症を発症するかどうかの分かれ目が運動によって変わってくることが分かっています。
つまり、休みの日はずっとソファーでだらだらしているような生活をしていると、認知症の発症リスクが高まります。
認知症発症には遺伝的要素と生活習慣などの環境的要素があると言われていますが、環境的要素が発症に大きく関わっているとされています。
年齢を重ねるにつれ、脳の認知能力を下げてしまわないためにも、運動はとても大切。
運動すると、脳が刺激を受け、神経を成長させるBDNF(脳由来神経栄養因子)というタンパク質が多く分泌され、神経細胞が活性化しやすくなるとされています。
ハードな運動をする必要はないですが、毎日ウォーキングをする、筋トレを続けてみるなど、運動の習慣を無くさないようにしたいですね。
運動をすることで気分転換になったり、リフレッシュになるという方も多いのでは。これにはちゃんと理由があります。
先ほど、運動すると脳ではBDNF(脳由来神経栄養因子)というタンパク質が分泌されることをお話しました。
もう一つ、運動をすると脳内ではエンドルフィンという幸せ感を呼び覚ます脳内ホルモンが発生します。
このエンドルフィンによって、高揚感を感じます。運動すると、心臓や筋肉には大きな負荷がかかります。
でも、辛い筋トレや辛い運動を終えた後、疲れと同じくらいの達成感や高揚感を感じませんか?それはエンドルフィンが発生している証拠です。
エンドルフィンの発生により、モヤモヤしていた気分もスッキリ。運動には、頭がスッキリする効果もあるのです。
ストレスを感じたときや、気分が晴れないと感じた時こそ、運動してみると気持ちを切り替えたり、リフレッシュにも繋がります。
現代人は常に脳がフル回転状態。ハードワークや人間関係のストレス、常に持ち歩くスマホからの大量の情報処理など、脳が休む暇がありません。
それは睡眠時も例外ではなく、しっかり眠っているつもりでも、ちゃんと脳は休めていないということも。
脳の活性化のためには、上質な睡眠が必要です。
その上質な睡眠へ導くために大切なのが、運動。日中にアクティブに運動すると、カラダも脳もしっかり休みたいというモードに入ります。
普段なかなか寝付けないという方も、運動をするとカラダも脳もぐっすりと休めます。
そして、上質な睡眠を取ることで、カラダはもちろん、脳も回復。
脳が回復できなくてキャパオーバーになると、それはやがてメンタルの病気のリスクとなることも。
心、カラダ、脳は全て繋がっています。運動をすることで、カラダと脳をしっかり休ませてあげることが日々を健康に過ごす秘訣の一つです。
運動の効果というと、ボディラインの変化やダイエットなどカラダや見た目の変化だけに注目しがちです。
しかし、本当に注目したいのは、脳への効果。
健やかなメンタルを保つため、そしてこれからの加齢に伴う認知能力の低下を予防するためにも運動は絶大な効果を持ちます。
健やかに年齢を重ねるためにも、ぜひ運動習慣を身につけていきたいですね。
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