更新日 : 2023年8月8日
朝起きたら顔がパンパンで目の周りが腫れたようにむくんでいたり、いつもの自分の顔との違いにびっくりすることはありませんか?
そんな朝は、朝の準備も憂鬱です。特に大事な予定の日はスッキリフェイスでお出かけしたいはず。顔のむくみは女性にとって一日の気分を左右するほど大きな問題でもありますよね。
今は日常的にマスクをするのが当たり前になっているので、多少のごまかしはきくかもしれませんが、またマスクなしで生活できるようになった時に悩むことがないよう、今から対処法を知っておけると安心ですね。
今回はむくみ解消と予防に効果的な方法とむくみ解消の処方箋それぞれ分けて紹介します。
目次
むくみとはそもそも何でしょう。
人の体の約60%は水分でできていると聞いたことがある方は、多いかもしれません。
その水分のうち血液や細胞間液は、血管を通じて体中を行き来し栄養や酸素を運び、老廃物の回収を行っています。余った水分は血管やリンパ管に吸収されます。
通常、これらの水分は体内で一定の割合が維持されています。
しかし、何らかの原因により体内の水分バランスが崩れた時に、むくみは起こります。
水分バランスが崩れると、余分な水分が皮下に溜まり、嫌ーなあのむくみを引き起こします。
顔のむくみを解消するには、毎日簡単にできるマッサージがおすすめです。目元など顔に対するマッサージももちろん大切ですが、リンパや血液の通り道となる耳や首をしっかりほぐすことで、顔のリンパや血液循環が促進されます。ここでは、3分で簡単にできるマッサージのやり方を順番にご説明しましょう。
顔のマッサージをする前に、まずは化粧水と乳液で保湿して、お肌へのダメージを抑えましょう。顔用のマッサージクリームを使って保湿すれば、マッサージによる摩擦を最小限に抑えることができます。
マッサージクリームは高価なものもありますが、ドラッグストアなどで販売されている市販のプチプラ製品は、使いたいときにすぐ買うことができて便利です。
家にあるもので代用したい場合は、顔にも使えるオイルも良いでしょう。
はじめに耳の付け根を持ち、やさしく回しましょう。向きは上から下、下から上どちらでも構いません。耳の付け根にはリンパ節やツボがたくさん集まっているので、マッサージするだけでむくみやたるみが消えて、フェースラインが引き締まります。
首のマッサージで頭や顔への血流の滞りが改善されると、顔のむくみやくすみが軽減されます。手をグーのような形にして、首の横の筋肉を上から下へ揉んでいきます。
場所は胸鎖乳突筋(耳の後ろから鎖骨骨頭に向かって斜めに浮き出ている筋肉)です。反対側も同じように揉みましょう。しっかり揉みほぐしていくことがポイントですが、筋肉を強く押すと硬くなってしまうので、力の入れ過ぎには注意してください。
次に耳の下にあるくぼみをマッサージしていきましょう。両手の人差し指と中指を使って押すことで、リンパの流れが良くなります。
両手で耳の付け根を軽く握るような形で揉んでいきます。やさしく回したり、伸ばしたりしてみましょう。耳の付け根をマッサージし終えたら、1-4でご紹介したマッサージをまた繰り返すことで、フェイスラインがすっきりしてきます。その後、1-3の首の横の筋肉を揉む動作を行いましょう。
2本指で鎖骨を挟むようなイメージで、マッサージしていきます。反対側も同じように行いましょう。
人差し指を曲げて、第二関節で眉頭と目の間のくぼみを刺激していきます。指の関節でぐーっと、下を見て押すのがポイントです。この後、1-4でご紹介したマッサージを繰り返します。
最後は両手で耳を持ち、やさしく回して完了です。
顔のむくみを解消するためには、むくみの解消効果がある食べ物を摂取する必要があります。また、摂りすぎには注意したい食べ物もあるため、普段の性活で食べ過ぎていないか、気を付けるように意識しましょう。
塩分の摂りすぎは、むくみ防止の大敵です。
血中の塩分量が増えすぎるとカラダは水分を上手に排出できなくなり、水分を溜め込むようになります。ラーメンや梅干し、漬物、インスタント食品などの塩分多めの食事は控える、または抑えたほうがいいでしょう。
顔のむくみに効果的な食べ物は、普段よく食べているものの中にたくさんあります。
むくみの解消に効果的な食べ物として、カリウムを豊富に含むものが挙げられます。カリウムは塩分排出を促す作用がある、非常に優れた機能があるミネラルです。
アボカド、ほうれん草、小松菜などの野菜類、ドライフルーツ、昆布、わかめなどの海藻類に多く含まれているので、積極的に食べるようにしましょう。
あさりやしじみ、はまぐりといった貝類には、コレステロールの抑制や利尿作用があります。ほかにも肝機能を高める効果があるため、お酒による顔のむくみが気になる人も、積極的に摂取しておきたい食べ物です。
顔のむくみに悩まされているのなら、むくみ解消に良いとされている飲み物を飲むのもおすすめです。ここではむくみに効果的な飲み物と、上手な飲み方についてご説明します。
むくみたくないからと水分を控えると、またカラダが水分を溜め込むように。飲みすぎる必要はないですが、水分摂取を控えるのはやめましょう。寝る前も常温のお水を1杯飲む方がむくみにくいと言われています。むくみにくいカラダを目指すためには、一日1.2L~1.5Lのお水を摂取するのが望ましいといわれています。
また、水分は短時間に一気に飲むのではなく、こまめに摂ることをおすすめします。
お水が苦手な人には、ハトムギ茶がおすすめです。ハトムギ茶にはヨクイニンという成分が含まれており、ヨクイニンにはむくみ対策の水分代謝が良くなる効果があります。
体内の水分代謝が促進されると、余分な老廃物の排出がスムーズになります。肌への水分と栄養の循環が促され、肌本来の美しく健康な肌に整えることが可能です。
レモン水には水分代謝を促進するクエン酸が豊富に含まれていることから、ハトムギ茶と同じく、水分代謝を促す効果があります。
レモン水の酸味が苦手な人は、はちみつやメープルシロップといった非加熱の甘味料を入れると飲みやすいでしょう。
自然な甘みをプラスしたいときは、ベリー類もおすすめです。抗酸化物質のあるポリフェノールを豊富に含んでいるので、美肌効果も期待できます。
顔のむくみの予防や改善をするためには、まず周りからアプローチすることが大切です。ここで、1分未満で簡単にできるストレッチの手順についてご紹介します。
肩を大きく回したり、肩周りや肩甲骨周りをストレッチしましょう。肩周辺がほぐれると、顔にスムーズに血液が流れるようになり、顔にたまった老廃物や水分が流れやすくなります。
肩周りや肩甲骨にアプローチできたら、両手を後ろで組んで、組んだ手を上にあげるようにして前屈し、頭を下げます。その状態を30秒ほどキープしましょう。
ポーズを保つことで、肩甲骨や足の後ろラインがほぐれてくるのを感じられます。重力によって全身に血液が巡った状態になるため、むくみの解消にはもちろん、顔色を良くする効果も期待できます。
むくんでしまった時には最終、即効性のあるツボ押しに頼りましょう。むくみの原因の血行やリンパの流れを良くするツボは顔にも多くあるのですが、その中から3つのツボを紹介します。
耳の下と、フェイスライン上のエラの中間にある、少し窪んだ部分が頬車です。
口を開けると凹み、奥歯をぐっと噛むとぽこっと盛り上がる場所でもあります。やさしく数秒かけてぐーっと押していきましょう。離すときもぱっと離すのではなく、少しずつ余韻を残しながらゆっくり離していきましょう。
黒目の下、指一本分ほどのところにあります。小さな円を描くようにくるくるとやさしく刺激しましょう。
目頭の少し内側の窪んだ部分になります。こちらもやさしく数秒かけてぐーっと押し、離すときもぱっと離すのではなく、少しずつ余韻を残しながらゆっくり離していきましょう。
ツボ押しは無理に力をかけないように注意しましょう。特に顔は肌に摩擦を与えないように気を付けることが大切です。ゆっくりやさしく気持ちのいい程度の力加減を意識してみてください
忙しいとお風呂をシャワーで済ませてしまうことはありませんか?
むくみは冷えも大敵です。
カラダが冷えると血流が悪くなり、体内の循環が滞るためむくみに繋がってしまいます。カラダをしっかり温め循環を良くすれば、老廃物の排出もスムーズになり、むくみを防ぐことができます。
また、入浴はリラックス効果をもたらします。副交感神経が優位になり自律神経が整うことも血行改善には良いため、入浴はまさに一石二鳥。ついつい短時間で済ませてしまいがちな入浴も、2~3日に1回はしっかりカラダを温める時間を作ってあげましょう。
寝ている時、仰向けとうつ伏せのどちらが寝やすいですか?もしうつ伏せで顔をしっかり枕に埋めて寝ているという方はむくみには要注意。
うつ伏せで寝ると顔が下の状態なので、重力の関係で水分が顔側に集まってしまいます。朝起きたら顔がむくんでしまうという方は、うつ伏せよりは仰向け、あるいは横向きにしておくのがおすすめ。
また、枕の高さも重要です。低めのフカフカの枕だと、頭が枕に埋まってしまい、顔の位置が下がってしまいます。これも顔に水分が集まってむくむ原因に。すぐに枕を変えることが難しい場合は。枕の上にタオルを重ねて自分に合った高さを見つけてみましょう。
自分に合う高さが見つかってから、その高さの枕に買い替えるのもひとつの手。朝起きた時に顔がむくみやすい方は、睡眠方法にも気を付けてみると良いかも!
いろいろ気を付けていても朝起きたらむくんでいた……となっても諦める必要はありません。できたら、メイク前にむくんだ顔をスッキリさせたいですよね。
一番おすすめなのは、温冷法。濡らしたタオルを電子レンジで60秒ほど温めて、目元をゆっくり温めます。もう一つ、濡らしたタオルを冷蔵庫で冷やしておいて、その後は冷たいタオルを目元にオン。何度か繰り返すことで、目元の血液循環が良くなり、むくみが引きやすくなります。
時間がない時は、ホットタオルだけでもOK。その後冷水で目元を洗うだけでも引き締まります。朝のむくみ撃退法としては、電子レンジでホットタオルを作る温冷法が手軽で効果的!
また、最近では、ロールオンタイプの目元美容液も売っています。ロールオンなので、力を入れなくてもコロコロと目の周りをマッサージして刺激してくれる優れもの。一つ持っておくと安心です。
朝起きた時にむくまないためには、まずは予防が大切。
塩分、水分などの摂取バランスや睡眠方法はもちろん、湯船に浸かって体内の血行を良くすることや、そもそもしっかり睡眠をとって水分代謝が悪くならないように心がけることも大切です。そして、朝起きてむくんでいた!という時には焦らずに目元の血行を良くすることにフォーカスしましょう。
温冷法は泣きすぎて腫れた目にも有効ですし、大切な予定の日であればむくみを感じていなくてもやっておくとさらに良いかも!朝起きて顔、特に目がパンパンにむくんでいるとその日のテンションもなかなか上がりません。メイクをするのも嫌だなと思いますよね。
そうならないためにも、予防と対策をしっかりしてむくみ知らずの顔を手に入れましょう!
~おわりに~
女性にとってむくみは大敵。ただ、解決法や予防法がたくさんあることはポジティブに捉えていけそうです。むくみにお悩みの方は今回ご紹介した中から、自分に合うものを見つけていってみてください。
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