更新日 : 2021年10月12日
毎年10月は、ピンクリボン月間。乳がん検診や乳がんの早期発見を促進する期間です。皆様は乳がん検診には行っていますか?
検診から足が遠ざかっているという方もピンクリボン月間を機に検診へ足を運び、乳がんへの理解を深めましょう!
ピンクリボン運動は、乳がんで亡くなった患者さんの家族によって、この悲劇が繰り返されないようにとの願いをこめてアメリカでスタートしました。
乳がんの早期発見を啓発する運動としてアメリカ、ヨーロッパで広がりを見せ始め、日本でもさまざまなNPO法人、企業、患者会によって活動が広がっています。
近年では、10月1日のピンクリボンデーに合わせ、東京スカイツリーをはじめ、全国各地でライトアップされ、乳がんについての正しい知識を広め、検診を促す啓発活動などが行われています。
公益財団法人がん研究振興財団が発表している「がんの統計2021」によると、日本における2020年に女性が罹患するがんを部位別に推計した結果、乳がんが1位になったそう。そして、2019年の実績では、女性のがん死亡の原因として1位大腸、2位肺、3位膵臓、4位胃に続き5位に乳がんがランクインしています。
このことから、女性にとって、がんにかかる=乳がんであるリスクが高いことが分かります。そして、死亡原因は5位であることから、死亡リスクのあるがんであることも読み取れます。一方で、早期発見をして早期の治療が叶えば、必ずしも死に至るがんではないことも分かります。また、がんで死亡する部位の内訳を年齢別に見ると、40歳代で乳がん、子宮がん、卵巣がんによる死亡が約半分を占めるそう。働き盛りであったり、子育てをしていてなかなか検診に行けないという忙しい世代でもある40代。若い女性は乳腺が発達していて、がんに気づきにくいというのも発見が遅れる原因になるそうです。気づいた時には手遅れになっていたという事例もあるのではないでしょうか。だからこそ、早期発見と早期発見するための定期的な検診がとても大切になります。
乳がん検診はどこで受けられる?
乳がん検診は自治体から案内があって受けられる検診、会社で働いている人は健康診断で受けられる検診、そして自身で医療機関に予約を取って受ける検診の大きく3種類に分けられます。会社の健康診断ではオプションでがん検診をつけられる場合もあるので、ぜひ定期的に受けられるといいですね。
自治体からは、一定の年齢の型を対象に、乳がん検診無料クーポンが配布されています。こちらのメリットは費用の心配をしなくて良い点ですが、一方で、対象年齢ではないと検診を受けられないというデメリットも考えられます。
会社での検診や自己検診の場合、自分で費用を負担しなくてはいけない場合もあります。クリニックでの自己受診の場合、検査内容にもよりますが、10,000円前後がかかる可能性があります。ただし、定期的、あるいは自分の好きなタイミングで受診できるのはメリットと言えるかもしれません。特に、身内に乳がん患者がいる場合、年齢にかかわらず定期的な受診が好ましいとされています。費用はかかりますが、ご自身の思うタイミングで受けられるはメリットの一つともいえます。
乳がん検診の主な方法は、超音波検査とマンモグラフィの二つがあります。30代は超音波検査、40代以降はマンモグラフィが推奨されています。ただし、マンモグラフィは痛みも伴います。その痛みを敬遠して検診に足が遠ざかる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 乳がん検診が進まない理由として痛み、あるいは見られることの恥ずかしさ、中には豊胸手術の関係でマンモグラフィを受けられないなど、さまざまな理由があるかと思います。ただし、今は痛くないMRI乳がん検査など検査方法も多様化しているので、ぜひご自身に合った検査方法を選んで、受診に繋がると良いですね。
30代、40代は仕事にもプライベートにも忙しいタイミング。加えて、乳がん検診は痛みや恥ずかしさを考えると受診に踏み切りにくかったりします。でも、もし検診を受けなかったら、本当なら早期発見、早期治療が叶うものが手遅れになってしまうかもしれません。ピンクリボン月間を機に、乳がんのこと、また検診についても心新たに考えたいですね。
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