更新日 : 2021年12月21日
毎日の仕事や家事に追われ、緊張してストレスフルな日常を送っている方も多いのではないでしょうか。ココロとカラダを意識的に休める間もなく毎日が過ぎていくと、食事が疎かになってしまったり、睡眠不足で疲れが取れなかったり、さらにココロとカラダがすり減っていく悪循環になってしまいます。
もうすぐ年末年始で少しゆっくり休めるタイミング。ぜひ、五感を刺激して疲れたココロとカラダをほぐしましょう。
五感とは、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という5つの感覚のことを指します。私たちは五感で外部の情報を感じ取っており、危険も安全も瞬時に感じ取ることができます。例えば、熱湯を触ったら一瞬で手を引っ込めるほど「熱い」と感じます。
一方、お風呂のお湯を触ったら、もっとお湯に手を入れていたくなるほど「気持ち良い」と感じます。このように、五感で得た情報は瞬時に脳に送られて、次の瞬間にどういう行動をすべきかの指令を下していて、五感と脳は密接に関係していることがわかります。ココロやカラダが疲れているなと感じるのは、大体脳も疲れているとき。
そんな時こそ、五感で気持ちよさやリラックスを感じ、脳を通じてココロやカラダの疲れを癒すのがおすすめです。
五感の中でも、視覚情報は脳が受け取る情報の80%を占めています。そのため、「何を視るか」で感じ方が変わってきます。
例えば、疲れているときに激しいアクション映画やホラー映画を観たらさらに疲れてしまいますよね。もちろん、映画には視覚以外にも耳に入ってくる音など他の要素も関わってきますが、過激なシーンを視ると脳が興奮してさらに疲れてしまいます。
過激な映画だけではなく、スマホやパソコンの文字情報をずっと追っていくのも疲れてしまうことに。自然そのものを見たり、空を見上げるのもいいですね。
鼻で嗅ぐ匂いの感覚が嗅覚です。嗅覚も個人のそれぞれの好きが大きく変わってきます。アロマオイルを選ぶときも、華やかなフローラル系が好きな方、さっぱりとした柑橘系が好きな方などさまざまではないでしょうか。
一般的には、リラックスできる香りとしてラベンダーやネロリなどが有名です。また、ローズウッド、ユーカリ、ヒノキなどのウッド系の香りもおすすめです。自宅にいても森林浴をしているような気分になれ、気分転換しながらリラックスできます。
部屋全体を香りでみたしたい場合はディフューザー、自分の周りに香りが欲しいときはアロマストーンに垂らしてみるなど、時間やシーンによってアイテムを使い分けるのもいいですね。
キャンドルであれば、火がゆらゆらする様子を見ることで、嗅覚だけではなく視覚からもリラックス効果を感じられるはず!
味覚からリラックスするには、自分の好きなものを食べるのが一番!おいしいものを食べていると思わず顔が綻んでしまうもので、何よりものリラックスではないでしょうか。
また、ココロやカラダの疲れを感じたときは、温かくてちょっと甘いものがおすすめ。ココロもカラダも満たしてくれます。今の季節であれば、ホットチョコレートや、アップルタイザーなどはいかがでしょうか?
触覚からのリラックスにおすすめなのが、自分で自分をマッサージしてあげること。手を肌に当てるだけで気持ち良いと感じるはず。特に頭皮のマッサージは脳にも近く、脳の疲れを癒すにも適しています。
普段触れるものの素材にこだわるのもおすすめです。冬であれば、ふわふわもこもこしたアイテムに触れると心地よさを感じられます。シルクやコットンの手触りも気持ち良いですね。身につけたり、触れるアイテムこそ、素材にこだわることでリラックス効果を発揮。
ペットを飼っている方は、ペットと触れ合うのもリラックス効果が高いでしょう。
感覚は人それぞれなので、心地よい、気持ちよいと感じるものもそれぞれ違ってくるかもしれません。ぜひ、自分に合った方法や、今はこれを感じたいという感覚を大切にして、リラックスの時間を過ごしてみましょう。
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