更新日 : 2022年4月1日
脂肪燃焼効果やデトックスも!食べて痩せるダイエットスープの効果やレシピを解説
ダイエットに欠かせない食事制限。好きな食べ物を我慢し、食べる量を減らし、とにかく辛く苦しそうなイメージですが、せっかくなら満腹感も感じ、食事のおいしさや楽しさを味わいながら行いたいですよね。
そんなダイエットの食事制限にピッタリなのが、ダイエットスープ。ダイエットスープの効果や実践方法、簡単に作れるレシピなどをお伝えします。
目次
ダイエットスープは、別名「脂肪燃焼スープ」とも言われている野菜たっぷりのスープです。
元々は、医療機関において手術前の患者さんを安全に減量させるために考案されたものと言われています。食べながらもダイエット効果があると言われており、ダイエットの一つの方法としても人気。
栄養価の高い野菜をたっぷりと摂取するので、美容面や健康面でもサポートしながら、おいしく続けられるダイエットです。
ダイエットスープには、メリットもあればデメリットもあります。医療機関で行われている減量並みに行うのか、食事制限の一環として行うのかでも取り入れ方が変わってきます。期待される効果とともに、自分に合っているか、実施時期は適切かなども考えてから実践しましょう。
ダイエットスープを取り入れたダイエットには主に2つの方法があります。
ひとつは、医療機関で行われているとされている短期決戦でのダイエット。こちらの場合、1日3食をダイエットスープに置き換え、通常1週間ほど実施します。おいしく食べて痩せられると言われていますが、さすがに3食食べると飽きも来ますし、タンパク質や糖質が不足してしまう可能性も。減量効果は高いと言われていますが、リバウンドの可能性もあります。
もうひとつは、1食置き換えする食事調整ダイエット。こちらは、ダイエットでの食事制限の一環として、1食をダイエットスープに置き換える方法です。短期決戦のようにすぐに結果は出ないかもしれませんが、長期的に毒素を溜めないデトックスできる体質へと改善が期待できます。
栄養価の高い野菜を摂取でき、おいしく満足感を得ながら実践できるダイエットスープ。ダイエットに期待できる効果以外にも、下記のようなメリットが考えられます。
・シンプル!材料は野菜だけ
・簡単!切って火にかけるだけ
・冷凍、作りおきOK!時短にも
・基本は野菜のみなので罪悪感なく食べられる
基本的に、野菜を用意して、切って、火にかけるだけというとってもシンプルな料理工程。余ったら冷凍保存して、食べるときは解凍するだけ。忙しい人や、料理が苦手な人でも取り組みやすいのが大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
一方、ダイエットスープにもデメリットはあります。前提として、医療機関で考案されたダイエットメニューであり、筋肉をキープしながらダイエットを目指したい人には向いていないのが理由になります。
・タンパク質が不足しがち
・極端な糖質制限でカラダへの負担が不安
・リバウンドの可能性も
タンパク質の不足はアレンジでタンパク質を加えていくことで解消できますが、極端な糖質制限へのカラダへの負担も心配です。加えて、食生活が元に戻るとリバウンドする可能性も。
ダイエットスープだけを活用したダイエットは、短期間で減量するダイエットであることを意識し、無理しすぎないことやその後の食生活もしっかり管理しましょう。
だからこそ、医療機関での減量レベルで行うのではなく、ダイエットの一環として取り入れ、カラダのデトックス効果を高めていくことを優先するのもおすすめです。
メリット、デメリットはありますが、ダイエットスープには以下のような効果が期待できます。
ダイエットスープの材料となる野菜には、ミネラルやカリウムというデトックス効果が高いと言われている栄養素がたっぷり含まれています。
ミネラルやカリウムには、体内の不要な毒素や老廃物の体外への排出を促す働きがあります。一番分かりやすいのは、むくみ。むくみは、毒素や老廃物がしっかりと排出されずに体内にとどまってしまうことが要因です。ミネラルやカリウムをしっかりと摂取することで、むくみにくい、溜めにくいカラダ作りをサポートしてくれます。
ダイエットスープは温かい食べ物なので、胃腸からカラダを温めます。胃腸からカラダが温まると、血液やリンパの巡りも良くなり、冷え性改善効果にも期待できます。冷えが改善され、巡りがよくなると基礎代謝もアップ。
基礎代謝が上がることで、カロリーや脂肪を燃焼しやすいカラダへと導きます。痩せやすいカラダ作りだけではなく、冷えで悩んでいる人にもおすすめです。
便秘がちな人にもおすすめなダイエットスープ。その秘密は、ダイエットスープの野菜には食物繊維も多く含まれているからです。食物繊維は腸の働きを助けてくれるので、便秘改善効果が期待できます。
さらに、食物繊維といえば腸活。腸内環境を整える働きがあるので、ダイエットだけではなく、肌荒れ予防など美容面でも効果があると言われています。
ダイエットスープに入れる野菜や基本のレシピ、おすすめの味付けやアレンジまでご紹介します。
ダイエットスープに使う野菜は、どのレシピを見ても基本と言われる野菜が決まっています。もちろん、アレンジとして他の野菜を加えるのはOKですが、基本の6種の野菜はなるべく入れましょう。
・キャベツ:食物繊維豊富
・トマト:抗酸化作用の高いリコピン豊富
・にんじん:活性酸素を消去する働きをするカロチン豊富
・セロリ:デトックス効果の高いミネラル豊富
・ピーマン:ビタミンC豊富
・タマネギ:血液をサラサラに
どれも手頃で、スーパーでも簡単に手に入りやすいですね!
ダイエットスープの作り方はとても簡単です!基本的には野菜を切って、水と煮込むだけ。味付けはコンソメなどを加えましょう。
野菜を煮込むときのおすすめは、ウォータースチーム。最初に多くの水で煮込むのではなく、大さじ2程度の水と塩ひとつまみで蒸すように火を入れていきます。すると、野菜の甘みや旨味が凝縮!スープ用の水はその後に足して、コンソメなどで味を調整してみてください。
基本のダイエットスープだけでは飽きてしまったり、物足りなさを感じることも。ぜひ加えたいのはきのこ類などの食物繊維や、豆類などのタンパク質です。
・きのこ類:食物繊維さらにアップ
・わかめ:ミネラル補完
・ささみや卵など:不足しがちな動物性タンパク質を補完
季節ごとに旬の野菜を加えるのもいいですね!また、「味変」にはカレー粉や、鶏がらスープもおすすめです。
発酵食品も食物繊維が豊富で、腸内環境を整える食品と言われています。腸内環境が整うとお腹の調子が整いますし、逆に腸内環境が乱れると有害物質が腸から吸収され、血液に乗って全身を巡ってしまい、カラダの不調の原因にもなります。
普段の食生活で食べやすい発酵食品は、お味噌汁。ヨーグルトも有名な発酵食品の一つです。納豆やぬか漬け、キムチなども発酵食品の仲間。また、麹を原材料として作る塩麹や醤油麹はそれぞれ塩や醤油の代わりにもなります。これらの発酵食品を食生活で取り入れ、腸内環境を整え、内側からもダイエットをがんばりましょう!
ダイエットスープを食事調整として行う際のルールをおさらいしましょう。
本来のダイエットスープは野菜だけで作っているようですが、タンパク質が不足すると筋肉量も落ちてしまいます。
体重だけを減らすわけではなく、しなやかなカラダ作りやボディラインを目指すダイエットであれば、動物性タンパク質も摂取しましょう。ささみや胸肉、卵などをスープに加えるのが簡単でおすすめです。
医療機関並みにやる場合を除いて、ダイエットスープだけでダイエットすると、タンパク質だけではなく糖質も不足しすぎてしまいます。
栄養不良に陥り、体調不良になっては本末転倒。できれば、糖質も摂取しましょう。その際、芋類であれば食物繊維も豊富でおすすめです。
1食置き換えるなら、夜ご飯がおすすめ。夜は代謝が落ち、カラダが休みモードに入ります。胃への負担も軽いダイエットスープは最適です。
その他、ダイエットの基本として糖質が多めであるアルコールの摂取や甘いドリンクの摂取をやめるなど、並行して気をつけることも大切です。
ダイエットスープでのダイエットは、「1日3食×1週間」と、ストリクトに行うことで医療機関で行われているのと同等レベルの減量が期待できます。
ただし、急激に痩せる可能性があるため、リバウンドの可能性も高まります。運動もしながらのダイエットを頑張っている場合は、食事制限の一環として上手に取り入れていくのがおすすめ。
デトックス効果を期待しつつ、動物性タンパク質も取り入れ、置き換えることで摂取カロリーを制限するのはいかがでしょうか?ダイエットスープをうまく活用しながら、おいしく楽しく食事制限をがんばりましょう!
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