更新日 : 2022年5月24日
ダイエットに向いている野菜は?おすすめの野菜や食べ方を知って効率的な食事管理を
野菜は栄養素がたっぷりなので、ダイエットをしていなくても普段から摂取したい食材です。もちろんダイエットであればより積極的に摂取したいところ。
そうは言っても、実はダイエットに向いている野菜もあれば不向きな野菜もあります。また、効率的に野菜の栄養素を摂取するには、食べ方や調理法も大切。
今回はダイエットと野菜の関係性を知って、効率的な食事管理のヒントとなるお話をします。
目次
なんとなく野菜はダイエットに良さそうというイメージはあると思います。
どんな点がダイエット向きなのか、いくつか野菜の良いところを考えてみました!
ダイエット中はビタミンやミネラルが不足しやすくなります。タンパク質は積極的に食べているという方も多いかもしれませんが、ビタミンやミネラルまでは気が回らないということも。また、どうしても全体的に食事量を減らしてしまう分、ビタミンやミネラルがしっかり摂取できていないということになりがちです。
その点、野菜にはさまざまなビタミンとミネラルが含まれています。食事の栄養バランスを整えるために、野菜を積極的に食べたいですね。
ご存じのように、野菜には脂質が含まれていません。野菜の種類によっては糖質も含まれていません。そのため、野菜全体で考えるとカロリーが低く、ダイエットに向いていると言えます。
注意したいのは、野菜にかけるドレッシングや調理法、そして味付けです。ドレッシング、オイル、マヨネーズなどを大量にかけてしまうとせっかくのカロリー控えめを無駄にしてしまうことに。
野菜自体のカロリーは控えめですが、調味料の種類や量によってはカロリーも高く転じてしまうことも意識しましょう。
食物繊維はお腹の調子を整える働きや、糖の吸収を穏やかにして、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。野菜には食物繊維が含まれているものも多く、しっかり摂取することで腸の働きを助け、便秘改善効果も期待できます。
便秘は老廃物を溜め込んでしまうので、ダイエットの敵。食物繊維を摂取して腸内環境を整えることは、ダイエット効果にも繋がります。
野菜がダイエットに向いていることが分かりましたが、では、野菜だけを食べていればダイエットは成功するのでしょうか?
答えはNoです。野菜だけを食べていたら、カロリーが低いのできっと体重を減らすことはできるでしょう。
しかし、きれいに女性らしいしなやかさを保ったまま痩せることはできないと思います。
まず、野菜だけを食べていたら代謝が落ちてしまいます。タンパク質が不足すると、筋肉量が減り、カラダもエネルギーを使えません。タンパク質以外に糖質も不足すると、そもそもカラダのエネルギー源がなくなってしまいます。
すると、代謝が落ちてしまい、結果的には思うように体重も減らなくなってしまう可能性があります。
野菜だけを食べていると、圧倒的にタンパク質が不足します。糖質を含んでいない野菜も多いので、いくら野菜の栄養価が高いとはいえ、タンパク質や糖質が不足するのはカラダにとっては良いことではありません。ダイエットで全体的に脂質や糖質を減らすことは良いとしても、健康的に生きていく上で、全く摂取しないのは考えものです。栄養バランスが偏ると、体調不良が続いたり、肌荒れや乾燥、髪の毛がパサパサになるなど美容の面でも嬉しくない結果になってしまいます。
いくらダイエットとは言っても、栄養バランスが崩れるのは避けたいところ。野菜だけにしてカロリーを減らすのではなく、普段の食事を野菜多めにして野菜の栄養価をより多く摂取するというように考え方をシフトしてみましょう。
実際どの野菜がダイエットに向いているのでしょうか。ここでは、野菜からぜひ摂取したいビタミン・ミネラル・食物繊維をより摂取できる野菜をピックアップしてみました。
・ブロッコリー
・トマト
・ごぼう
・キャベツ
・ほうれん草や小松菜
・大根
・玉ねぎ
スーパーで簡単に手に入る食材ばかりです。これから夏になるので、モロヘイヤも食物繊維たっぷりでおすすめ。おひたしにすると、おいしくいただけます。
一方、ダイエット中には食べ過ぎ注意の野菜があります。それが、かぼちゃや、じゃがいもなどの芋類です。これらは糖質が多く、食べ過ぎは糖質過多になる可能性があります。
とはいえ、かぼちゃやじゃがいもも栄養価は高く、全く食べてはいけないということはありません。
適度に食べる分には、食物繊維やベータカロチンも摂取できて栄養面でも◎ですね!
野菜は生でも食べれますし、焼いたり、揚げたり、蒸したりと調理法が多いのも特徴。調理法が多ければ多いほど、食べるにも飽きません。
せっかくなので、ダイエットにおすすめの野菜の食べ方をご紹介します。
野菜に含まれるカリウムなどは水に溶けやすい性質があります。むしろ、お湯の中で茹でたら栄養分が茹で汁に流れ出てしまう可能性も。だからこそ、おすすめはスープです。溶け出した栄養分もスープごと飲むことができ、無駄がありません。温かいスープを飲むとカラダも温まり、血流促進や冷え改善にも効果が期待できます。
さっぱりといただくならミネストローネなどのスープであれば野菜を煮込んで味を整えるだけで簡単に作れますが、豆乳などでポタージュにすると植物性タンパク質も一緒に摂取できるのでおすすめです。
野菜は生でも食べれますが、生だと量を摂れません。そんなときにおすすめなのが野菜を蒸すこと。お鍋に野菜を大匙2杯のお水を入れ、塩をひとつまみ入れてコトコトとウォータースチームします。すると、野菜の旨味も凝縮され、とてもおいしくいただけます。火を入れることで量も減り、生よりも多く食べられるのも良いですね。蒸し野菜は、手軽にやろうと思えばレンチンでもできます!
蒸すよりも食感が柔らかくなりすぎる、などのデメリットはありますが、時短で手軽に作れる方法があると、野菜多めの食生活も続けやすくなりますね。
野菜だけの食生活は栄養バランスを損ねる可能性があるので、あくまで「野菜多め」の食生活を心がけ、ダイエットに適したカロリーバランスを保つだけでなく、ダイエットで不足しがちな栄養素を野菜で摂取するように意識しましょう。
野菜は彩りもきれいなので、食卓も華やかに飾ってくれます。野菜のおいしさを味わい、彩りの美しさを感じながら、おいしく楽しいダイエットをしたいですね。
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