更新日 : 2022年6月10日
ダイエット中にお肉は食べてOK! その理由やお肉をヘルシーに食べるポイントを解説
「ダイエット中だから脂っぽいお肉も我慢しなくては……。」と、お肉を控えていませんか?
それは、実はもったいないかもしれません。お肉は部位や食べ方などを選んで上手に食べることで、ダイエットの邪魔どころか味方にもなってくれる存在。
そのうえおいしくて満足感も得られやすいので、ダイエットでもお肉を食べられるのは嬉しいですよね。
今回は、ダイエットに上手にお肉を取り入れるコツをお話します。
目次
お肉=脂質と考え、ダイエットには適していないのでは?と考えてしまいがちですが、お肉はダイエット中も食べて良い食材。
食べるにあたっての注意点はありますが、まずはお肉がダイエットにOKな理由をお話します。
ダイエット中でもお肉がOKな一番の理由は、お肉には良質なタンパク質が多く含まれているからです。
タンパク質は肌や筋肉の材料になります。タンパク質を摂取せずにいると、筋肉量が減り、基礎代謝量も落ちて痩せにくいカラダになってしまうことも。基礎代謝をキープするためにも、タンパク質は積極的に摂りたいので、お肉もしっかり食べてOKです。
お肉にはタンパク質が多く含まれていて、それでいて糖質が低い低糖質食材です。糖質は大事なエネルギー源なのでゼロにする必要はないですが、摂りすぎは太る原因に。
ダイエット中であれば、糖質の摂取量も調整していきたいですよね。そんな時に、高タンパク質で低糖質のお肉は最適です。
お肉のなかでも、特に豚肉にはビタミンB1が多く含まれています。
ビタミンB1は、糖質の代謝をサポートしてくれる頼もしい栄養素。糖質からエネルギーを作り出す働きがあるので、しっかり摂取することでより代謝アップが期待できます。
栄養素から考えても、お肉はダイエットの味方になる食材であることが分かりました。しかし、食べすぎたり、食べ方を考えないとその効果が薄れてしまいます。
お肉をヘルシーに食べるポイントを押さえましょう。
お肉には色々な部位があり、どれもとてもおいしいのですが、ダイエットに適しているのは低脂質の部位です。お肉別に見てみましょう。
牛肉:モモ・ヒレ
豚肉:モモ・ヒレ
鶏肉:ムネ・ササミ
ここでは、スーパーで購入できる一般的な部位についてお話します。パッケージに入ったお肉をパッと見ると、脂が多いお肉とそうでないお肉の見分けは簡単につくと思います。白い脂が多く見えているのが脂質多めのお肉で、牛肉や豚肉で言うと、バラ肉は脂質が多くなってしまいます。お肉の脂質も決して悪いものではないのですが、脂質の摂りすぎの要因になってしまうため、要注意。
鶏肉の場合は、モモが脂質多めです。しかし、モモ肉の場合、くっついている皮を除けば脂質も抑えられます。
ひき肉を選ぶのであれば、鶏ひき肉を選びましょう!
このように、ダイエットに適したお肉は脂質が少なく、お肉そのものが食べられる部位です。
お肉がダイエットにOKとは言え、たっぷりの油を使って焼いたり揚げたりすると、やはり脂質の摂りすぎが気になります。
最もおすすめなのが蒸し料理です。蒸し料理だとお肉も柔らかくなり食べやすくなります。油も使わず、また余分な脂も落ちるので、お肉もさっぱりといただけます。野菜やきのこと一緒に蒸せば、ビタミンやミネラルもしっかり摂取できて一石二鳥。
お肉をフライパンで焼いていると、気づいたらお肉からたくさん脂が流れ出ていませんか?そのままにしていると、流れ出た脂をすべて食べてしまうことになります。お肉を焼いているときは、余分な油はキッチンペーパーで吸い取るようにしましょう。その方がヘルシーなのはもちろん、味も入りやすくなります。
また、お肉を焼くときはフライパンではなくオーブンを使うのも一つの方法です。フライパンだとお肉以外に少量の油を使うこともありますが、オーブンであればその必要もなく満遍なく火を入れてお肉をおいしくローストできます。
脂質の少ないお肉はダイエットに向いている分、味が淡白なのも特徴です。そのため、物足りなさを感じて調味料を多く使い濃い味に仕上げたくなってしまいますが、要注意。砂糖やみりん、ケチャップ、ソース、マヨネーズなどは糖質や脂質が多く、せっかくお肉の部位に気をつけてもダイエットの努力が水の泡になります。
お肉を食べるときはシンプルに塩と胡椒で仕上げてみましょう。味にパンチが足りないと感じるときは、わさび、柚子胡椒、カレー粉、七味、少しの醤油などでアクセントをつけてあげると飽きにくくなります。なるべく糖質の多い調味料に頼らずに、お肉料理を楽しみたいですね。
お肉ばかりを食べていると、今度はビタミンやミネラルが不足してしまいます。
お肉を食べるときは、必ず野菜も一緒に食べるようにしましょう。不足しがちなビタミン、ミネラル、食物繊維を摂取できます。
タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質があり、両方のタンパク質を摂取することで必須アミノ酸のバランスが良くなります。お肉は動物性タンパク質で、植物性タンパク質にあたるのは、お豆腐や納豆、豆乳などの大豆食品です。
お肉を食べていると、植物性タンパク質の摂取を忘れてしまいがちですが、動物性タンパク質を摂取しているから良いのではなく、どちらもバランスよく摂取できるのが理想です。
お肉はダイエットを後押ししてくれる嬉しい存在。牛、豚、鶏と種類が多く、調理法もバラエティ豊かで、毎日のお料理に取り入れやすいのもポイント。ダイエット中だから外食は控えていると言う方も、部位を選べば焼き肉を楽しむこともできますよ!
食べ過ぎや脂質の摂りすぎなど気をつけなくてはいけない点もありますが、おいしくて満足できるお肉をダイエット中に我慢しなくていいのは、ダイエッターさんにとっては嬉しいお知らせではないでしょうか。
ヘルシーに食べるポイントを抑えつつも、毎日の食事にお肉を取り入れ、高タンパクなバランスの良い食生活の実現からダイエットを成功へと導きましょう!
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