更新日 : 2020年4月29日
東京都心では、1日の日照時間が3時間未満だった日が20日以上も続くほど記録的に光が少なかった7月でしたね。
人と光の関係については、睡眠の質や自律神経からくる様々な症状との関係性などいろんな研究が発表されていますが人の気持ちが変化する大きな要因です。
そんな光の効果を最大限に利用し、リラックスできる効果的な使い方をご紹介していきたいと思います。
一般的にオフィスやコンビニエンスストアに使用されているような、蛍光灯の明かりは、まんべんなく照らすので全体的に清潔感が強い印象です。すっきり爽やかな感じに見せてくれる効果があり、覚醒や緊張感を呼び起こします。
ホテルやおしゃれなレストランなど照明を暗くして雰囲気を出している場所では、オレンジっぽい光の白熱灯やLEDライトが使われています。気持ちをリラックスさせ、温かさや安心、懐かしさを感じさせてくれる効果があります。
あかりには、電球などから直接光を当てる直接照明と、いったん光を何かに反射させて拡散させる間接照明があります。 リラックスでき心地よい部屋を作るためには、“間接照明”がポイントです!!
まずは手持ちのデスクライトやスポットライトの角度を変えて、お部屋の壁面や天井や観葉植物を照らしてみてください。 照明の向きを変えるだけで、驚くほどお部屋の雰囲気は変わりますよ。
床に置くタイプの照明も下から柔らかい光を放つのでいつもと違った雰囲気を演出できます。
私の1番のオススメは、リラックスできる場所でお気に入りの香りがついたキャンドルをつけ、何も考えずただただ炎を見つめること。キャンドルの炎は、人をリラックスさせ心地よさを感じさせて癒やしをもたらしてくれるリズムで揺れています。
このリズムは、「1/fゆらぎ」といって、人間の心拍のリズムに同調して自律神経を整えてくれる効果があるんです。 (「1/fゆらぎ」についてはこちらでもご紹介しています)
疲れが溜まっているなと感じる日は、香りの効果を最大限に発揮できる場所お風呂で、少しぬるめのお湯に浸かりながらキャンドルの灯りだけにして、5分だけ炎を見つめて瞑想するようにしています。
日常では、いつも忙しく何かを考えている現代人。
意識して取り入れなければ、無になれない方が多いのではないでしょうか。
いつもつけている電気を消して、間接照明やキャンドルの灯りだけでぜひお好みの心地よいリラックス空間でゆったりした時間をつくってみてください^^日中の日差しは、眩しいほど強くなる夏だからこそ意識していきましょう!